「か」から始まる用語一覧
259件
管理棟(かんりとう)
管理棟とは、マンションなどの集合住宅においてその全体的な管理を行う建物を指す。
管理人の事務室や防災システムなどの管理施設が置かれる。小規模の集合住宅では棟内に管理室として設けられる場合が多く、独立した棟を持つのは大規模なマンションが多い。集会室やフィットネススタジオ、ジム、喫茶スペースなどの厚生や娯楽に資する施設を併設する場合もある。防災面の拡充やコミュニケーションの場の提供などによって、物件全体の資産価値を向上させている例もみられる。併設施設を含めて管理棟全体はマンションにおける共用部分として、マンション居住者の共同所有となる。
管理費(かんりひ)
管理費とは、賃貸マンション・賃貸アパートなどの集合住宅では、家賃とは別に清掃・建物修繕・サービス維持などのため借主が貸主に支払う費用を指す。「共益費」と表記されることもあるがほぼ同じ用途で使われ、明確な定義の差はない。
分譲マンションにおいては、共用部分の日常の維持・管理などのため、所有者がマンション管理組合またはマンション管理会社に支払う費用を指す。大規模修繕に備える「修繕積立金」とは完全に分けた会計処理の必要がある。
ガーデニング(がーでにんぐ)
ガーデニングとは、庭、ベランダ、バルコニーなどに草花を植えて楽しむ、趣味としての園芸、庭仕事を指す。
1990年代より、庭に草花を植えるイングリッシュガーデンが日本で流行し、家庭での造園や園芸すべてをガーデニングと呼ぶようになった。ガーデニングにはさまざまな規模や種類がある。例えば、元来の庭全体を使用したもの、ベランダ、バルコニーを使用したもの、プランター単体のものや外壁を利用したものなどがある。また、バラを外壁に植えるなど観賞と防犯対策を兼ねたガーデニングもある。
ガーデンライト(がーでんらいと)
ガーデンライトとは、玄関や庭などに設置し、足元を照らしたり、空間を演出するライトを指す。
様々な種類があり、ポールタイプ、ブラケットタイプ、スポットライトタイプなどがある。
夜間は歩くだけでも転倒の危険性があるため、ガーデンライトを設置し、足元を明るくすることで安全を確保できる。
外炎式(がいえんしき)
外炎式とは、コンロ口の炎がバーナーの外側に向かって広がって燃える方式のことを指す。家庭用一口カセットコンロから、業務用ガステーブルまで、幅広く採用されている。外炎式のコンロで調理すると、コンロ口に鍋や鉄板を置いて点火した際に炎が外側に向かうため、熱が分散しやすい特徴があり、たこ焼きプレートやホットプレート、焼肉プレートなど、外側に熱が伝わりにくいものを使用する場合に向いている。
外観(がいかん)
外観とは、マンションや一戸建てなどの建物を外側から見た印象を指す。住まいの顔とも言える大事な要素である。特に一戸建ての場合には、好みに合わせて外観を選ぶことが快適な住まいを実現するための重要な視点となる。伝統的なジャパニーズスタイルから、都会的なシンプルモダンスタイル、北欧スタイル、アメリカンスタイルなど、幅広いデザインテイストから選択することができる。また、外装素材としては、サイディングやタイルなどが多く採用されている。
街区(がいく)
街区とは、道路や線路、河川や水路などで囲まれた市街地や住宅地を構成する単位を指す。
住居表示において、街区方式とよばれる方式が採用される場合は、町名と2つの番号である街区符号、住居番号で住所を表す。〇〇市〇〇町A丁目B番C号と住所が表される場合、B番の部分が街区符号に、C号の部分が住居番号にあたる。
同じ街路内では、共通の空間特性がある。そのため、市街地の再開発計画を行う際に、空間の特性などを把握するための基本的な単位とされることもある。ほかにも、不動産の評価や開発のための評価、社会的な環境の評価などにも、街区が基本的な単位として役立てられる。
外構(がいこう)
外構とは、塀や門、庭、植栽、アプローチなど、建物の外周り部分を指す。敷地の境界を形づくるとともに、建物の壁面などと一体となって敷地の景観や雰囲気を形成する役割を担う。外構には、塀で囲まれた遮断性の高いものから、囲いを設けないオープン外構、垣根やフェンスなどで囲む中間的なものなどがある。外構工事費用は、通常、建物の本体工事費用とは別になり、車庫やカーポートは、含む場合と含まれない場合があるので、確認が必要である。
外構工事(がいこうこうじ)
外構工事とは、敷地内で行われる建物本体以外の外回りに施す工事を指す。「エクステリア工事」とも言う。
工事対象は、門扉・門柱、生垣・塀、駐車場や自転車置き場、植栽・造園など、幅広い。雨水排水のための側溝、建物周囲の舗装なども含まれる。
敷地境界の囲いの形式によって2つのタイプがあり、木の板・竹・石・ブロックなどの塀や生垣を周囲に廻らして、道路からの視線を遮るものをクローズド外構、門塀を設けずに開放的に仕上げたものをオープン外構と言う。両者の特徴を組み合わせた折衷型もある。
外構図面(がいこうずめん)
外構図面とは、建築物の本体以外に設置されるエクステリアの種類や位置などを示した、敷地内全体の設計図面を指す。どのような建築物が建つ敷地であっても、門や塀、庭など、設置物へ用いる資材の種類や位置取りを決定するのに必要となる。外構図面の種類には、平面図と立体図がある。平面図の外構図面の場合は、敷地内全体を上部から見た図面となり、実際の100分の1スケールなどの縮尺で示されている。どの位置にどのエクステリアを、どのように配置するかの詳細説明が記入されている。立体図の場合は、立面図とパース図面に分類され、名の通り立体的に建築物や設置物を確認できる。
外装材(がいそうざい)
外装材とは、建物を守ったり外観を整えるために、建物の外観を装飾する素材を指す。
建物の壁だけではなく、屋根部分なども含める。外装材は建物の色や質感などの見た目を決定する重要な材であり、外観を美しく装飾し、デザイン性を高める効果がある。外装材によって、風雨から建物は守られ、加えて耐火性や防音性が向上するといった効果もある。外装材の種類には、外壁材のサイディングボードやタイル、また屋根材であれば瓦などがある。
外皮性能(がいひせいのう)
外皮性能とは、建築物エネルギー消費性能を評価するときの評価指標のひとつで、建築物の外皮に備わる熱性能による室内外の温度差による熱損失量を指す。
住宅に関する省エネ基準、および、全ての建物に関する誘導基準において、エネルギー消費性能の基準として外皮性能が用いられており、この数値が小さいほど省エネの程度は大きくなる。
計算方法は非住宅建築物と戸建住宅、共同住宅等によって分かれており、更に標準計算や簡易計算と方法が分かれる。住宅の外皮性能を知る場合、外皮平均熱貫流率と冷房期の平均日射熱取得率を算出する。詳細は国土交通省によって、計算方法の他にも計算用ツールについて発表されている。
どのような窓の設置をするか、どのような断熱材を使用するかなど、外皮性能の情報を参考にしながら考えると、より快適で省エネな住宅を選べる。
外壁(がいへき)
外壁とは、建物の外側の壁を指す。
建物は外壁によって守られているため、外の気候に関係なく快適に過ごすことができる。紫外線や雨風から守ってくれ、地震や風圧に抵抗する外壁も登場している。外壁には遮熱、遮断、遮音の役割があり、外の温度を遮断するため素材が重要になってくる。屋根に比べて、外壁は一番目につきやすい場所と言われており、外壁のデザインによって家への第一印象が変わってくる。
外壁材(がいへきざい)
外壁材とは、建物の外部を構成する建材や素材を指す。
仕上げ材のため、素材や色合いにより外観のイメージを大きく左右する。外壁材の役割は外観を整え、住宅を保護し、室内環境を整えることである。建物を雨風や冷気、紫外線や震災から守るために防水、防風性、耐震性、防火性に優れた素材を選択する必要がある。外壁材は、板状のサイディング材、鉄筋コンクリート、軽量気泡コンクリート、レンガ、板張りと塗り材に大別できる。サイデイング材には窯業系、金属系、木質系、樹脂系が存在し、塗り材にはモルタル壁、漆喰と種類も豊富に存在する。
外壁タイル張り工法(がいへきたいるばりこうほう)
外壁タイル張り工法とは、外壁にタイルを貼り付ける工法のことを指す。
タイルは高温で石や土を焼き固めた建材で重厚感や高級感、意匠性などが表現できる。外壁に使用すると、耐久性や耐火性、耐水性、耐汚染性を高めることができる。施工方法には、弾性接着剤やモルタルを張付け材料として用いる手張り工法、PC板製造工場で先にタイルやタイルユニットを型枠に並べて固定し、コンクリートを流してパネルを造るPC板先付け工法、金具留めや接着剤での張り付けなど、モルタルを使用しない乾式工法がある。
外壁塗装(がいへきとそう)
外壁塗装とは、建物の外壁に塗装することを指す。
外壁塗装することによって、見た目を美しくするだけでなく、耐久性や防汚性なども高める。外壁塗装を行う際には、塗料を塗る前に高圧洗浄で汚れやカビなどを落とした後、下地処理としてヒビなどがあれば補修する。ほとんどの塗料には防汚性があり、なかには断熱性や遮熱性のある塗料もあるため、冷暖房を抑えられるなど省エネにも効果が期待できる。外壁塗装の塗料はアクリルやウレタン、フッ素などの合成樹脂のほか、ラジカルやセラミックなど、ハイブリッド塗料とよばれるものなどさまざまな種類がある。
外壁の後退距離(がいへきのこうたいきょり)
外壁の後退距離とは、建築基準法54条2項の規定により、第一種、第二種低層住居専用地域において道路や隣地との境界線から1mまたは1.5m以上、外壁を後退させなければならない制限を指す。都市計画により規定される制限で、定めがない場合は第一種、第二種低層住居専用地域であっても外壁の後退は不要である。建築物同士の間に一定の空間を確保し、日当たりや風通し、防火などの面で良好な環境を作るための制限である。
街路樹(がいろじゅ)
街路樹とは、市街地の道路に沿って並んで立つ複数の樹木のことを指す。
一般的には道路に沿って等間隔に植えられた並木のことを指す場合が多いが、道路の中央分離帯に植えられた草花や低木なども街路樹に含まれる。街路樹は、街並みに彩りを与え、開花や紅葉など季節感をもたらすなどの都市景観の向上にも役立つ。季節による変化が楽しめるイチョウやサクラ、管理が楽なツツジなどが植えられていることが多い。
学生街(がくせいがい)
学生街とは、大学や実家を離れて学校へ通う学生が住む学生寮や学生マンションが立ち並ぶ街のことを指す。
近年では学生が多く集まる街、学生向けの飲食店などのお店が立ち並ぶ街のことを呼ぶようになった。
崖崩れ(がけくずれ)
崖崩れとは、斜面の土砂や岩石が急激に崩れ落ちる現象のことを指す。
崖崩れは、大雨や地震の影響により土地の抵抗力が低下することで発生する。突然発生する上に崩壊速度が速く、土砂は斜面の高さの2~3倍程の距離まで到達することもあり、人命が失われるような甚大な土砂災害となる。
崖崩れの予兆としては、崖から小石がパラパラと落ちてくる、崖に亀裂ができる、崖からの湧き水が濁るなどの現象があり、このような現象が見られた際は直ちに安全な場所への避難が必要である。崖崩れ対策においては、崩壊する恐れのある崖では上部の土を取り除いたり、崖の斜面をコンクリートや芝などで覆ったりと浸水を防ぐ工事が施される。また、崖下に壁を作り崩落した土砂を受け止める方法も取られる。