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「く」から始まる用語一覧

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  • クイーンアン様式(くぃーんあんようしき)
    クイーンアン様式とは、18世紀前期のアン女王期イギリスで流行した建築・家具の装飾様式を指す。 優美な曲線、シンプルで控えめな装飾、そして実用性のある軽快なデザインが特徴である。 家具においては、猫脚や透かし彫り、漆塗りなどがみられる。タンスやハイバックチェアの原型であるウィングチェアなど、この時代に登場した家具は精巧かつ機能的なものが多い。 建築においては、外観が左右非対称なデザインが典型的で、軒飾り、台形に張り出したベイウィンドウ、長いベランダやポーチ、多角形の塔棟などが多く設置された。
  • クイーンベッド(くいーんべっど)
    クイーンベッドとは、シングルサイズベッドの約1.5倍、セミシングルの約2倍の広さがあるベッドを指す。横幅は160cmあり、大人ふたりでも広々と寝ることができるサイズ感になる。 近年では、ワンフレームタイプではなくふたつのベッドを連結して使用するクイーンベッドも多くい。連結タイプは、将来的に子どもが独立したときなどに分割し、それぞれ違うベッドとして使用できるほか、搬入の際にも分割することで部屋に入れやすいというメリットがある。
  • 空気清浄機(くうきせいじょうき)
    空気清浄機とは、取り込んだ空気を搭載されたフィルターを通し、物質を除去したうえで排出する装置のことを指す。 一般家庭のほか、病院やクリニックなどの待合室、工場のクリーンルームなどに設置される。空気清浄機で除去できる物質は、ウイルス、バクテリア、花粉、たばこの煙、たばこの臭い、調理の臭い、ダニ、PM2.5、カビ、ホコリなどがあり、除去できる物質は、空気清浄機によって異なる。
  • 空気調和設備(くうきちょうわせつび)
    空気調和設備とは、室内の温度、湿度、清浄度、気流などの空気環境を、部屋を利用する目的に最も適した状態に保つために冷暖房や換気を行う設備を指す。「空気調和器」「空調設備」とも言う。 温湿度を変える加熱・冷却用コイルを備えた熱源装置、空気清浄器、エアフィルタ、送風機、ダクトなどで構成される。空気調和方式は、建物全体の空調を1か所で制御するセントラル方式(「全館空調」とも言う)と、部屋単位で行う個別式に大別される。
  • 空気伝播音(くうきでんぱおん)
    空気伝播音とは、空気中を伝わって建物の壁や窓を透過して室内に伝わる音を指す。「空気音」とも言う。 室外の車や鉄道などの騒音、マンションやアパートなどの隣戸から聞こえる話し声や音楽などの生活音がある。騒音レベルは壁や窓の構造、仕上げ方によって異なる。空気伝播音の遮音等級は「D値(室間音圧レベル差)」で表され、「D-15:筒抜け状態」から「D-65:聞こえない」まで11ランクあり、数値が大きいほど遮音性は高い。集合住宅では「D-45:かすかに聞こえる」か「D-50:ほとんど聞こえない」以上が望ましい。 空気伝播音を防ぐには、壁の場合は石膏ボードに遮音制振シートを張る、窓は二重サッシにする、などの対策がある。
  • 空室(くうしつ)
    空室とは、主に賃貸の集合住宅において住民が決まっていない部屋を指す。 不動産賃貸経営においては総戸数に対する空室の割合を空室率というが、空室率が高まるほど収入は減少するため、経営リスクが高まる。空室を生まないためには、リノベーションやリフォーム、設備投資など、工夫が必要である。なお、空室は一般的にオーナーに入居者を獲得し収益を得る意思がある物件を指す用語である。オーナーに経営の意思がなく、条件の見直しや物件状況の改善が望めない物件は空家と呼ばれている。
  • 空室保証契約(くうしつほしょうけいやく)
    空室保証契約とは、家賃収入が満室時よりも一定額下回った場合にその差額を補填してくれる契約を指す。 物件所有者と保証会社との間で契約を結ぶ。保証会社に毎月の保証料を支払うことで、万が一空室が増えて賃料収入が減少してもある程度までは保証されるので、賃貸不動産経営で起こる空室リスクを軽減できる。満額ではなく満室時の家賃の8~9割までの保証なので、万一の時のために備える保険のような契約である。
  • 空室率(くうしつりつ)
    空室率とは、賃貸住宅や貸しビルの中で、未入居の部屋やフロアが発生している割合を指す。 賃貸経営者が財務状況を把握したり、不動産投資で物件を選択したりする際の重要な指標の1つと言える。空室率の計算方法は1つに限らない。もっとも一般的な方法は、ある時点の空室戸数を賃貸対象の総戸数で割り算するもので、戸数ベースの「瞬間空室率」と呼ぶ。店舗や事務所では床面積ベースで計算する。たまたま入退去が重なるなど、季節や時期による差が大きい。賃貸物件としての実力を知るには、1年間満室だった状態(総戸数×12カ月)を分母に、空室戸数と空室期間(月数)を掛け合わせた数値を分子にする方法があり、「稼働平均空室率」と言う。賃料ベースで計算する場合や、地域ごとに統計的に割り出す方法もある。
  • 空錠(くうじょう)
    空錠とは、開き戸が風圧や振動などで勝手に開かないよう、ドアの枠に固定される空締まり機構を持っている錠を指す。 ドアのノブやレバーハンドルなどを動かすことで、錠に仕込まれているラッチボルトが動き、ドアを固定するようになっている。 施錠の機能を持っていないため、一般的に室内の建具へ使われる。 空錠に用いられるラッチボルトは、シリンダーやサムターンなどの機構を持たず、単純な構造になっている。
  • 空中廊下(くうちゅうろうか)
    空中廊下とは、建物内部と離して作られた廊下を指す。 マンションの外廊下や共用廊下は住人が行き来するが、空中廊下は壁や扉、窓などと接しないため、住戸内のプライバシーを守ることができる。共用廊下からはポーチなどを経由して橋を渡るように住戸内に進む。商業施設やビルなどの間に渡された廊下も空中廊下と呼ばれている。また戸建て住宅でも空中廊下が選ばれている。吹き抜け部分に設置することで、解放感があり空間を無駄にしないデザインに仕上がる。
  • 空調換気設備図(くうちょうかんきせつびず)
    空調換気設備図とは、エアコンや室外機の個数や配管経路、換気扇の位置や換気能力などを表した図面のことを指す。 排気、給気などのダクト経路も一緒に表示されるケースが多い。空調換気設備図はやや複雑でわかりにくい点もあるが、施工側にとってどのような空調設備システムを設置するか確認検討するための非常に重要な図面となっている。
  • 空洞コンクリートブロック(くうどうこんくりーとぶろっく)
    空洞コンクリートブロックとは、ブロック状に成型したコンクリート建材のうち、軽量化や補強用の鉄筋を挿入するために穴をあけたものを指す。 建物の壁や塀、物置の基礎、庭造りなど、用途は広い。補強コンクリートブロック造の耐力壁に使う場合は、鉄筋を入れた隙間にモルタルやコンクリートを充填する。標準モジュールは「長さ39cm×高さ19cm×厚さ(10cm、12cm、15cm、19cm)」で、縦筋を入れる円筒状の穴が3本あるものを基本ブロックと言う。その他に、横筋を入れる横型ブロック、基本横兼用の隅型ブロックがある。
  • クーラースリーブ(くーらーすりーぶ)
    クーラースリーブとは、エアコンなどの冷暖房器具を設置する際に、室外機との間に配管や配線を行うために壁に空けた穴の間に取り付ける筒状の器具を指す。取り付けることにより、冷暖房器具の使用時に穴から害虫や小動物が家の中へ侵入するのを防ぐ。また、すきま風や結露を防ぐ働きがあり、シーリング材としての役目も担っている。後付けで冷暖房器具を設置する場合、クーラースリーブから通したホースなどの隙間はパテを使って埋めることが多い。
  • 区画整理(くかくせいり)
    区画整理とは、都市計画区域内で宅地利用の増進と、河川、道路、公園など公共施設を整備改善するという2つの目的で土地区画の境界線を変更、さらに公共施設の新設・変更を行うことを指す。 公共施設が不十分な区域では、地権者からその権利に応じて少しずつ土地を提供してもらい、その土地を道路・公園などの公共用地に充てるほか、その一部を売却し事業資金を捻出したりする。区画整理事業は、整理前の権利を保全して行われるため、長年培われた地域のコミュニティはそのまま生かされるというメリットがある。
  • 釘隠し(くぎかくし)
    釘隠しとは、日本家屋の長押や扉に打った釘の頭を隠すためにつけられた装飾具を指す。日本の伝統的な書院造りの室内に使用され、装飾的な役割を果たしている。もともとは実用的なものだったが、時代を経るにつれ、ただ隠すだけではなく、様々な装飾が施されるようになった。釘隠しが使用されるような釘は、釘頭が目立つようなとても大きな釘で、昔の建築物でしか使用されておらず、一般的な現代の家屋では和室そのものが少なくなったこともあり、ほとんど見られなくなっている。
  • 潜り戸(くぐりど)
    潜り戸とは、主に城や寺の門扉、または壁面に設けられる一部だけを開閉させられる、小さな戸を指す。 武家屋敷では正門に隣接して潜り戸が設置され、主人など身分が高い者は正門を、使用人など身分の低い者は潜り戸を通るといった使い分けがなされた。戸の大きさを制限することにより、背の高い武器を持つ者が侵入しにくくする役割もある。茶室の出入り口に用いられる潜り戸は、躙口と呼ばれていた。 商業施設や駅等の防火シャッターには、避難用に潜り戸状の扉が設けられている。
  • クスノキ(くすのき)
    クスノキとは、関東以南の主に西日本に分布するクスノキ科の広葉樹を指す。樟脳油を含むために耐朽性、耐久性に優れ、虫害にも強い。古くから神社仏閣の建築材として使用されてきた。また、加工のしやすさから欄間などの建具材に、またその防虫効果からタンスなどの家具材にも活用される。 辺材は灰白色から淡黄褐色、心材は紅褐色から黄褐色、緑色を帯びた褐色などさまざまで、辺材と心材の境目ははっきりしない。玉杢や葡萄杢、瘤杢などが出ることがあり、珍重される。
  • 管柱(くだばしら)
    管柱とは、木造軸組み工法の2階建て以上の建物で、階ごとに横架材の間を支える1階分の高さの柱を指す。 「通し柱」が屋根を支える軒桁から土台まで1本で貫いているのに対して、管柱は、土台から上下階の中間にある横架材の胴差まで、胴差から軒桁まで、という具合に分割される。一般に、四隅や構造上の要所に通し柱を配し、それ以外は管柱が用いられる。 通し柱を使わずに管柱だけで2階建てにした建物を「太神楽造り」と言う。その場合の管柱を太神楽柱と呼ぶ。
  • 口金ポスト(くちがねぽすと)
    口金ポストとは、壁に郵便物の差込口のみが出ているタイプのポストを指す。 埋め込み型ポストの中でも基本的な形状で、建売分譲住宅などで取り入れられている。デザインも多く、カラーも選べるので、自分の好みにあったものを取り入れやすい。 ポストによっては、南京錠取付金具が装備されていて、市販の南京錠が使えたり、ダイヤル錠も取り付けられる。裏蓋保持機能が付いたものを選べば、郵便物を片手で取り出せるので便利である。
  • くつ石(くついし)
    くつ石とは、独立柱や縁の束柱の下に据える土台石のことを指す。 くつ石などを基礎として置くことにより、木材を地面にそのまま接着させるよりも土・虫・雨水などの影響を受けにくくなる。 これにより木材の劣化も防げる。また、重みにより地盤を安定させられ、柱や束柱の固定度を高めることができる。石製ではなく、コンクリート製のものでもくつ石と呼ぶ。
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