「と」から始まる用語一覧
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土砂災害特別警戒区域(どしゃさいがいとくべつけいかいくいき)
土砂災害特別警戒区域とは、警戒区域のうち土砂災害が発生した場合、建築物に損壊が生じ、住民の生命または身体に著しい危害が生ずるおそれがあると認められる土地の区域のことを指す。指定されると、当該エリアでの住宅宅地分譲ならびに、社会福祉施設、幼稚園、病院といった要配慮者利用施設建築のための開発は許可制となる他、建築物の構造規制や建築物などの移転の勧告及び支援措置、宅地建物取引における措置が行われる。対策工事の実施や地形の変化などによって土砂災害の危険性が低くなる場合があり、土砂災害特別警戒区域として指定する理由がなくなった場合には、範囲の変更や指定が解除される可能性がある。
土砂災害ハザードマップ(どしゃさいがいはざーどまっぷ)
土砂災害ハザードマップとは、都道府県による土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域の指定を受け、区市町村が作成するマップを指す。土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域の位置や避難場所、避難経路等に関する情報が記載されている。住民等に対して平時から土砂災害に関するリスク情報を提供するとともに、土砂災害からの避難時に活用される重要なツールである。
土壌汚染(どじょうおせん)
土壌汚染とは、有害物質や排水が土壌に浸透し、自然環境や人の健康・生活に悪影響を及ぼす程度にまで土壌が汚染されている状態を指す。
環境基本法で公害の一つに分類されている。
原因として、工場等からの有害物質を含む排水、地中に埋められた廃棄物の溶解、有害物質を含む農薬散布などがある。過去の汚染であっても、長期的に残存する可能性も少なくはなく、多岐にわたる経路で人々へ影響を及ぼす可能性がある。
土壌汚染対策法(どじょうおせんたいさくほう)
土壌汚染対策法とは、土壌汚染の状況や土壌汚染による人への健康被害の防止することを目的とした法律を指す。2002年5月に成立し、翌年2月に施行されている。指定している有害物質を使用した特定施設を廃止したとき、3,000m2を超える土地の形質変更(解体、開発時)を届け出る際に都道府県知事などが土壌汚染の可能性を認めるとき、土壌汚染により健康被害が生ずるおそれがあると都道府県知事等が認めるときに、土壌汚染の状況についての調査が実施される。それ以外にも、自主的に調査した土壌汚染等をもとにして、都道府県知事等に区域の指定を任意に申請することが可能である。都道府県知事等は、土壌汚染状況調査の結果報告を受けたとき、報告を受けた土地を健康被害のおそれの有無に応じて、要措置区域または形質変更時要届出区域に指定する。汚染の除去が行われた場合には、区域の指定が解除される。
土壌汚染対策法指定地域(どじょうおせんたいさくほうしていちいき)
土壌汚染対策法指定地域とは、土壌汚染状況調査の結果、土壌の汚染状態が土壌汚染対策法の指定基準に適合しないとして指定された土地を指す。
土壌汚染対策法指定地域は、土壌の汚染状態に応じて、要措置区域と形質変更時要届出区域として指定される。
要措置区域とは、土壌汚染対策法第6条により、土壌汚染の摂取経路がある健康被害が生じる恐れのある土地として指定された区域で、形質変更時要届出区域とは、土壌汚染対策法第11条により、土壌汚染の摂取経路がなく健康に影響のない土地として指定された区域である。
土石流(どせきりゅう)
土石流とは、山腹、川底の石や土砂が長雨や集中豪雨などによって、水と一緒に一気に下流へと押し流される現象を指す。破壊力が大きく、その流れの速さは規模によって異なるが、時速20~40kmと高速なため、一瞬のうちに人家や畑などを壊滅させてしまうような大きな被害をもたらす。
土蔵造り(どぞうづくり)
土蔵造りとは、木を骨材とし、外壁を漆喰などの土壁で仕上げた耐火建築物構造を指す。蔵に多い建築様式で、昔ながらの町並みに多く見られる。真っ白な外壁が特徴で、壁の厚さは20~30cm程度であり、屋根を含めてすべてを土塗りする方法と、屋根だけ木部を露出させる方法の2つがある。土台が土壁であるため、内部に湿度がこもりにくくなっており、通気性や耐火性に優れているといった特徴がある。開口部をできるだけ小さくすることで耐火性能を向上させている。内部は間仕切りがないことが多く、柱を立てないため、牛梁とよばれる太い梁を使って広い空間を確保している。
ドッグラン(どっぐらん)
ドッグランとは、飼い主の管理下で、リードを外した状態の犬が自由に走り回って遊べる隔離されたスペースを指す。
公園やパーキングエリア、アミューズメント施設など多くの場所に併設されている。犬種に関係なく遊べるものや、小型犬か中大型犬かなど、サイズで遊ぶスペースが分かれているもの、屋内型などさまざまで、しつけ教室やオフ会など愛犬家のイベント会場に使われることもある。犬がストレス発散できる場や、運動不足を解消できる場としてだけでなく、他の犬との遊びを通して社会性を学べるという役割も持ち合わせている。なお入場の際にワクチン接種証明を必要とするところもある。
土塀(どべい、とべい)
土塀とは、土を主な材料として作られた塀を指す。
基本的には版築と呼ばれる工法で築かれ、まずは木の柱を立てて塀の中心となる部分を決め、この柱を中心として木枠を組み、粘土質の土と油や藁を混ぜた練り土を入れて棒で固める。雨除け対策として、塀の上部には屋根が敷かれ、表面は漆喰で仕上げる。
古くは土のみで築かれていたが、のちに油や藁、瓦を混ぜる方法も登場した。瓦を用いると、強度が上がる、雨水や水の染み込みから防げる、水はけをよくなる、などの利点がある。
土間(どま)
土間とは、床を張らずに土足で歩ける家屋内の空間を指す。
戸外と屋内の中間的な役割を果たし、古くは雨天時の作業場や炊事場所として利用されてきた。玄関の一部として、居室とは区別されることが多い。地面のままの場合もあれば、漆喰やコンクリート、タイルなどで仕上げたものもある。地面または基礎の上に設けるスペースのため、冷気や湿気が侵入しやすい。
土間コンクリート(どまこんくりーと)
土間コンクリートとは、地面に砂利や砕石などを敷き込み、突き固め、その上に直接コンクリートを打ってつくられた床を指す。
駐車スペースや玄関、車いすのスロープ、ドッグランやウッドデッキの下部分、雑草対策などの用途が多い。
平面的な「金鏝仕上げ(かなごてしあげ)」や滑り止め効果のある「刷毛引き仕上げ」など、床の使途に合わせた仕上げがあり、また広さによっては経年や乾燥によるコンクリートのひび割れを防ぐために、伸縮目地と呼ばれる溝を設けるなどの施工も必要となる。
表面はコンクリートの白から薄い灰色で、仕上げ方法や目地を利用してデザインに特化することも可能である。
土間収納(どましゅうのう)
土間収納とは、玄関など土足で歩ける家屋内の空間に設置された収納スペースを指す。
主に玄関に設置されることから、屋外で使用するものを収納するのに適している。例として、ベビーカーや三輪車などの子ども用品、ゴルフやスキー道具、サーフボードなどのスポーツ用品、キャンプやBBQなどに使用するアウトドア用品、ガーデニング用品、レイングッズなどがある。シューズクロークを兼ねる場合も多い。
ドライエリア(どらいえりあ)
ドライエリアとは、地下室に開口を設けるために、建物の周囲を掘り下げてつくる空間を指す。
からぼりとも呼ばれ、地下室の床の位置まで深く掘る場合や、高窓が設置できる程度に浅く掘る場合がある。地下室を設ける際には、室内の湿度を調節する設備やからぼりが設けられていること(建築基準法施行令第22条の2)と定められていて、構造上必要になる場合がある。ドライエリアのメリットは、窓から自然の光と風を取り込めることである。暗さや湿気といった地下室の欠点を解消でき、リビングとして使っても快適な空間になる。
ドラム式洗濯乾燥機(どらむしきせんたくかんそうき)
ドラム式洗濯乾燥機とは、洗濯・脱水・乾燥を行うことができる洗濯乾燥機のうち、洗濯槽が横向き、または斜め向きについている機種を指す。
洗濯槽の回転でもみ洗いをする縦型の洗濯乾燥機とは違い、ドラムを回転させ、衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」と、ドラムを急速に反転させ、小刻みに衣類を動かす「もみ洗い」の組み合わせで洗う。使用する水の量は、縦型の洗濯乾燥機よりも少ない。
ドラムトラップ(どらむとらっぷ)
ドラムトラップとは、キッチンなど排水がなされる場所に設置されている排水トラップを指す。排水トラップは排水管に水を貯めておいて逆流を防いだり、下水の悪臭や害虫が排水管内に侵入したりするのを防ぐ働きをしている。ドラムトラップは、水を貯める部分がドラムのような大きな形をしており、たくさんの容量を貯水できるのが特徴である。そのため、排水管内の空気が部屋の中に流れる破封という現象が起きにくい。ただし、普段から自己洗浄作用が働く部分ではないため、手入れが難しい。日頃から目皿に詰まっている髪の毛を取ったり、薬剤を入れて漂白したりするなど簡単な手入れをすることが大切である。
ドレープカーテン(どれーぷかーてん)
ドレープカーテンとは、ゆったりとした美しいヒダを持つ厚手のカーテンを指す。
ドレープとは、布を垂らすときの緩やかなヒダやたるみのことである。ヒダのとり方により、2つ山や3つ山などラインが異なる。ドレープカーテンにはさまざまな機能をもつ製品があり、遮光性や遮熱性、断熱性、防炎性を備えたものもある。
ドレッサー(どれっさー)
ドレッサーとは、鏡付きの化粧台を指す。
鏡台や化粧だんすということもある。ドレッサーには大きな鏡がついていて、座って化粧をすることができる。鏡は一枚ものや扉式になって開くタイプがある。三面鏡の仕様であればバックスタイルも確認できる。また、化粧品や化粧道具、小物類を収納できる引き出しがついているドレッサーも多い。鏡をたたんでデスクとして利用できる製品もある。照明付き、コンセント付きなど実用性の高いドレッサーもある。
ドレッシングルーム(どれっしんぐるーむ)
ドレッシングルームとは、衣服の着脱や化粧をするための部屋のことを指す。
一般的にはホテルのスイートルームなど、広い居住空間を持つ部屋に設置されていることが多い。似たような機能をもつ設備として、化粧を主とするパウダールーム、着替えを主とするウォークインクローゼットなどがある。昨今は一戸建て住宅でも、ウォークインクローゼットや寝室に併設したドレッシングルームを取り入れているケースがある。
ドレンチャー(どれんちゃー)
ドレンチャーとは、近隣の火災が建物に延焼するのを防ぐために使用する、防火設備を指す。主に建物の屋根や外壁などに設置されており、ドレンチャーヘッドと呼ばれる専用のノズルから水を出し、建物全体を水幕で包んで延焼を防ぐ。建物上部から水がカーテン状に勢いよく出るものや、下から噴き上げるものなど種類はさまざまで、重要文化財に指定された仏閣・社寺などに多く設置されている。
泥揚地(どろあげち)
泥揚地とは、水路などの浚渫作業時に掘り上げた土砂を貯め置くための場所を指す。地番が付与されていない白地の一種である。売買取引の前に、市町村に対して国有地払い下げの手続きを申請する必要がある。