「た」から始まる用語一覧
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ダブルロック(だぶるろっく)
ダブルロックとは、玄関ドアなどに2つの鍵が設置されていることを指す。
ダブルロックは鍵が1つのものに比べると、ピッキング時の開錠に時間がかかるため侵入抑止効果があり、防犯性が高いと言われている。2つの鍵は同じ鍵を使用することもあれば、それぞれ別の鍵にすることもある。
もともとダブルロックは、戸建てを中心に設置されている防犯対策の鍵であった。しかし、近年では戸建てに限らず、新築物件や賃貸物件でもダブルロックを採用する物件が増えてきている。
ダブルロック工法(だぶるろっくこうほう)
ダブルロック工法とは、セメント系の特殊な薬液を地盤に圧力注入し、隙間を無くし、強い地盤の層を新しくつくり出す工法を指す。
地盤沈下の修正や地盤改良に行われる工法である。セメント系の薬剤は収縮が少ないため、時間経過による地盤の再沈下の可能性が低いとされている。ダブルロック工法は、施工精度が高いことから、近接物への影響が少なく、基本的には目的の建築物のみの地盤を固めることが可能となる。また耐久性においても優れており、建物の下にある地盤全体を固めることから、地震の際の被害を軽減できる。狭い場所や建物内部でも施工が可能で、その工期も比較的短く済む工法とされる。
ダボレール(だぼれーる)
ダボレールとは、壁に棚を取り付けるための支柱を指す。細長い支柱に等間隔で穴が空いており、穴にブラケットと呼ばれる棚受けの金具を付け、その上に棚板を置いて棚を作る。ポールを取り付ければ洋服ハンガーとしても利用できる。棚の幅や長さを自由に調整できるので、好みの棚を作れるのが特徴である。素材は主にアルミやステンレスで、ステンレスのほうが強度は強い。DIYでも簡単に取り付けることができる。ホームセンターなどで材料が揃い、比較的安価で購入することが可能である。
段落ちコンロ(だんおちこんろ)
段落ちコンロとは、システムキッチンなどで、シンクや調理台から10~15cm程低い構造になっているコンロを指す。
一般的なキッチンのコンロは天板とほぼ同じ高さであるのに対して、段落ちコンロは低い位置にあるので、深さのある中華鍋や寸胴鍋なども扱いやすい。鍋の中もよく見えるため調理しやすく、ゴトクを使用する際も使いやすい。
段差解消機(だんさかいしょうき)
段差解消機とは、住宅の玄関の土間と玄関ホールの床に段差がある場合などに用いられる、車イス利用者用介助リフトを指す。台が上下することで段差を解消し、車イスに乗ったまま垂直移動できる。通常、玄関の段差にはスロープを設置して対応するが、敷地に余裕がない場合に設置されることが多い。駆動方式は電動油圧式と電動ネジ式があり、段差に合わせて高さを変えられる。
暖色(だんしょく)
暖色とは、赤・オレンジ・黄といった暖かみを感じさせる色を指す。
暖色には気持ちを高揚させる作用があり、日差しが当たらない北側に位置する部屋や、暖かな雰囲気をもたせたい空間などに用いる事が多い。また、同じ距離から見て近くに感じる進出色であるため、壁などの広い面積に使うと部屋が狭く見えてしまう。例えば赤には行動を促す効果があるため、店頭のサインやPOPに使われる他、進出色という特徴を生かし、停止や禁止を警告する標識や看板に使われることが多い。
断水(だんすい)
断水とは、水道の給水が止まることを指す。
原因としては、停電によりポンプが停止した時、給水設備の故障や点検・メンテナンス時、水不足の時、水道管工事の時、漏水の補修時などがある。断水からの復旧後は空気や濁った水が出る場合があるため、初めにしばらく水を流してから通常どおり利用する。
断水になると水洗トイレも水が出なくなるため、断水の予定がある場合は、水を事前にくみ置きしておくとよい。また、電気温水器や貯湯式ボイラーなどを利用している場合は、流入バルブまたはお湯の蛇口を閉める必要がある。
弾性塗料(だんせいとりょう)
弾性塗料とは、塗膜が柔らかく、ゴムのような伸縮性がある塗料を指す。
国のJIS規格6909では気温20度で伸び率120%以上であることが定められている。ひび割れが起こったときに塗料も追随して伸びやすいため、コンクリートやモルタル外壁といった、硬質でひび割れしやすい素材の塗装に利用される。弾性塗料は、防水性のある樹脂をベースにしているため防水効果が得られること、外壁がひび割れを起こしにくくなること、見栄えが良くなることがメリットである。
段窓(だんそう)
段窓とは、縦方向に2つ以上連続して組み合わせた窓を指す。
窓枠を上下に2つ並べたタイプと、同じ窓枠の真ん中に、建具用の溝が彫られていない無目の敷居・鴨居材を介して連続させるタイプがある。引き違いや滑り出しなど開閉できる窓とはめ殺し窓の組み合わせによって、さまざまなバリエーションがある。
なお、横に連続させたタイプは「連窓」と言う。2つ並べたものを「連双窓」「夫婦窓」とも呼ぶ。さらに段窓と連窓を組み合わせた「連段窓」もある。
団地(だんち)
団地とは、一つの敷地内に建てられている共同住宅群を指す。敷地の中には住宅以外にも、商店や病院、保育園など生活に密着した施設が併設されている場合もある。古い団地の場合、設備面での不具合や老朽化などが見られるが、広い敷地にゆったりと建てられていることが多く、日当たりなど自然環境に優れていることが特徴としてあげられる。また、自治会など活発なご近所づきあいがあり、いざというときに助け合えるところも多い。近年では、ライフスタイルに合わせて快適に住めるよう、有名企業とコラボしてリノベーションされている部屋や、自由にDIYが可能な部屋など、新しい動きも注目されている。
団地間(だんちま)
団地間とは、共同住宅で多く使われる畳の尺度単位を指す。公団団地やアパート、マンションなどで使われ、特に団地に多いことから、このような名前がついたとされる。サイズは5尺6寸×2尺8寸・170×85cmのものが多く、五六間とも呼ばれる。
団地間は、京間、中京間、江戸間と比べると、新しい基準尺である。高度経済成長期の頃に、都市部の住宅ニーズに応えるために誕生した。
緞通(だんつう)
緞通とは、模様のある厚手の敷物を指す。古くは中近東でつくられ、シルクロードを経て中国へ伝わった。その後日本にも伝わり、江戸時代に備前鍋島藩、播州赤穂、泉州堺などで生産が始まった。
緞通は段通とも書かれ、もとは中国語の毯子の音から派生したと言われている。手織りであるため、量産は難しく値段も高価である。美術品として扱われることも多い。手織りではなく電動フックガンを用いたものは、フックド・ラグあるいはフックラグと呼ばれる。
断熱工事(だんねつこうじ)
断熱工事とは、外壁や天井、壁内などに断熱材などを設置する工事を指す。
大きく分けて外断熱と内断熱があり、断熱材を外壁など建物の外側に貼る工法を外断熱、室内の柱と柱の間などに断熱材を充填していく工法は内断熱という。
また、窓やドアに二重サッシや断熱ドアなどの断熱建材を採用する場合も断熱工事である。
断熱材の施工では隙間なく設置しないと効果が弱まるほか、建物と断熱材の間に隙間が生まれてしまうと結露が発生し建物を傷めてしまう恐れがある。
断熱サッシ(だんねつさっし)
断熱サッシとは、断熱性が高いサッシ(窓枠)を指す。
一般的に多く使われているアルミ製のサッシは熱を伝えやすいため、熱を伝えにくい樹脂や木材を窓枠に使用し、ガラスとガラスの間に空気層を設ける複層ガラス(ペアガラス)にすることで断熱性を高めている。なお、最も熱を伝えにくいのは樹脂製の枠といわれている。
断熱材(だんねつざい)
断熱材とは、建物の断熱性能を高めるために使用する建築部材のことを指す。
熱電導率の低い素材でできており、室内外の熱移動を遮断して外気温の影響を受けにくくする役割があり、壁や屋根、床などに用いられる。室温を夏涼しく冬暖かく保てるだけでなく、結露の発生も防止できる。一般的な断熱材の種類はグラスウールやロックウールなどの繊維系断熱材と、ウレタンフォームやポリスチレンフォームなどの発泡系断熱材、セルロースファイバーなどの木質繊維系断熱材がある。繊維系断熱材は価格が手頃で広く普及している。燃焼に強く、厚みがないと断熱性能は高くない。木質繊維系熱材は天然素材で性能に対してコストが割高である。発泡系熱材は厚みに対して断熱性能が高い傾向があり、防湿性も比較的高い。
断熱シート(だんねつしーと)
断熱シートとは、熱移動を防ぐためのシートを指す。住居では、窓に設置して冷暖房効率を高めたり結露を防止したり、底冷え対策として床面にする使い方が一般的である。最近では、断熱シートに紫外線をカットする効果を加えたもの、さまざまな模様が描かれたもの、外からのプライバシー保護のため偏光機能があるものなど、種類が豊富になっている。
断熱性(だんねつせい)
断熱性とは、熱の伝わりにくさの性能を指す。
住宅などの建物においては、外気温に関係なく室内を快適な温度に保つために非常に重要である。
断熱性は、建物の外・内から断熱材を施工し、屋外の熱と屋内の熱を遮断することで高められる。これにより冬は家の中の熱を逃がさず、夏は外からの熱を入れない快適な住まいができる。
断熱の性能は、1から4までの等級で表され、最もレベルが高いのは4で、次世代省エネ基準を満たしているものである。
また断熱性と合わせて気密性も住宅を建てる際には重要とされ、どちらの性能も高いことが、より快適な住まいとなり、省エネにもつながる。
断熱等性能等級(だんねつとうせいのうとうきゅう)
断熱等性能等級とは、住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)に基づく住宅性能表示制度によって決められている住宅性能表示の必須4分野のうち、温熱環境・エネルギー消費量を示す等級を指す。外皮(外壁、窓など)の断熱等性能を評価するもので、最上位級は4である。等級が高くなるほど、外壁、窓等を通しての熱の損失防止を図るための断熱化などの対策が施されていることを示す。
断熱窓(だんねつまど)
断熱窓とは、断熱機能を備えた窓を指す。
住まいの中でも外からの熱の流入出が多いので、窓の断熱性が低いと外気の影響を受けやすい。室内で冷暖房を使用しても、冷気や暖気が窓から逃げやすくなるため、光熱費が高くなる。断熱性のある窓ガラスには複層ガラスやトリプルガラスがある。トリプルガラスは、断熱性だけでなく、遮音性や気密性にも優れている。さらに断熱性の高いフレームを組み合わせた断熱窓もある。特に樹脂フレームは冷えにくく熱くなりにくいので、冬は部屋を冷やすことなく、夏は部屋が涼しく快適になる。断熱窓を取り入れることで、結露やカビ、ダニ対策にも役立つ。冷暖房の効率が向上し光熱費の節約になるメリットもある。
段鼻タイル(だんばなたいる)
段鼻タイルとは、階段板の足がかかる先端部分に貼る役物タイルを指す。「階段タイル」とも言う。
足を乗せる踏み面に貼る床タイルと同じ素材・同形状もあるが、角を面取りしたタイプ、滑り止め用のスリットや突起をつけたタイプも多い。蹴込み部分に回り込むように角を覆う「垂れ付き」タイプは、デザイン面の特徴を出すのに加えて、角先端の強度を高めてすり減り防止にもなる。視認性をよくするために、踏み面の床タイルの素材や色と異なるタイプをあえて採用する場合もある。