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賃貸用語集
そ行
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「そ」から始まる用語一覧
56
件
外付けサッシ
(そとづけさっし)
外付けサッシとは、建築物の柱の外側に取り付けられるサッシのことを指す。主に化粧柱を見せる真壁仕様の和室へ取り付けられる。真壁構造の和室では、室外との境部分において室内側に露出している化粧柱の外側に設置される。外壁に沿って設置され、外付けサッシがある場合はさらに内側へ内障子の設置が可能となる。真壁構造の和室以外にも、既存の窓のリフォームとして、外側から新たな外付けサッシを取り付けることもできる。
外付けホールダウン金物
(そとづけほーるだうんかなもの)
外付けホールダウン金物とは、基礎、土台、柱をつなげる時に使用するステンレスで出来た耐震金物を指す。 リフォームや耐震工事の際に外壁に取り付けて使用される。取り付けることで基礎と家がつながり、地震の際には縦方向の引っ張る力を緩和して、建物が浮き上がることを阻止する。従来は建築中にホールダウン金物を主要な柱に取り付ける必要があったが、外付けホールダウン金物を使えば外壁を加工せずにできるので工期が短くなる。建築基準法が改正された2000年以降に建てられた建物は、地震による倒壊を防ぐために建築時に内付けでホールダウン金物が取り付けられているが、2000年以前の木造住宅にはついていないものが多い。
外付け用金属製筋交い
(そとづけようきんぞくせいすじかい)
外付け用金属製筋交いとは、耐震補強のため、柱と柱の間の外壁に斜めに設置するステンレス製の筋交いを指す。 建物の外壁を壊さずに外部から直接施工ができるため、構造用合板で補強できない、開口部が必要な耐力壁などを補強することができる。
外付け用通し柱引き抜き防止金物
(そとづけようとおしばしらひきぬきぼうしかなもの)
外付け用通し柱引き抜き防止金物とは、耐震補強用のため、建物の外壁に直接取り付ける金具を指す。 直下型地震の縦揺れによって、土台から柱が抜ける「ほぞ抜け」防止を目的として設置される。 建物の外壁に後付けで設置できるため、建物を壊さずに耐震補強工事が行え、耐震補強工法の中でも比較的安価であり、工期も短い。 また、建物のデザイン性を損なわないようなカバーを設置することができる。
外張断熱工法
(そとばりだんねつこうほう)
外張断熱工法とは、建物全体を断熱材で覆う断熱工法を指す。 具体的には、外壁仕上げ材のすぐ裏にボード状の断熱材を切れ目なく張り巡らせて住宅を包み込んだ状態を作ることにより、高い気密性を実現する。 外張断熱工法のメリットとしては、建物内部に結露が発生しにくいこと、建物本体が傷みにくく住宅の長寿化につながること、室内側の壁面内に配線や配管を施工しやすいこと、などが挙げられる。
外開き窓
(そとびらきまど)
外開き窓とは、片開き窓もしくは両開窓のうち、外側に押して開くタイプ、すべり出し窓のうち外側に向かって開くタイプの窓のことを指す。 気密性と防犯性が高く、引き違い窓と比較すると開放できる面積が大きいので開放感がある。換気の際には外気を取り入れやすいので風通しが良い。採光性も高いので室内を明るくするのに適している。網戸はアコーディオン網戸や横引きロール網戸など様々なタイプの網戸を取り付けることができる。縦すべり出し窓タイプでは、開放時窓の軸に沿って回転するので窓の外側の掃除が簡単に行える。
外廊下
(そとろうか)
外廊下とは、建物の外側に面しており、外気に開放されたタイプの廊下を指す。 外廊下のマンションは、廊下がマンションの外に面しているため、光や外気が直接廊下に入ってくる。住戸の玄関に面した部屋に窓が設置されることも多く、風通しもよい。また、万が一火災が発生した場合も、煙が廊下にこもることなく、避難しやすいなどのメリットがある。
外廊下型
(そとろうかがた)
外廊下型とは、共用廊下を外につくった建物を指す。 マンションなどで多く採用されている。外廊下型の建物のメリットは、住戸の片側に共用廊下を配置するため、日当たりがよい、火災時にベランダ側のほかに共用廊下側からも非難できる、などである。
ソファ
(そふぁ)
ソファとは、背もたれと肘掛けがある長椅子を指す。 布張りや革張りのものがあり、多くの場合、背もたれや座面の内部にはクッション性の高い素材が使用されおり、休憩やリラックスをする際に使用されることが多い。足を伸ばせるカウチソファや、背もたれを倒せるリクライニングソファ、ベッドとして使用できるソファベッドなど、さまざまな種類のソファがある。
ソファベッド
(そふぁべっど)
ソファベッドとは、ソファもしくは、ベッドとしても使用できる2WAY家具を指す。 背もたれ部分を倒してベッドにするリクライニング式や、座面部分に収納されたベッドを取り出す折りたたみ式などがある。ソファとベッドの両方を置くスペースがない場合や、両方を購入する出費をおさえたい場合などに便利なアイテムである。1人暮らしの部屋に使用されたり、来客用の部屋に使用されたりする場合が多い。
ソフトダウンウォール
(そふとだうんうぉーる)
ソフトダウンウォールとは、好みの高さまで降ろせる、キッチン上部に取り付けられた戸棚のことを指す。 ダウンウォールには手動で降ろすものと電動で降ろすものがある。手動のものはバネで補助する機能があるため、簡単に上げ下げできる。また、前に向かって降りてくるので、手前のものも取りやすくなっている。 電動は取っ手やダウンウォール正面などに付いているスイッチで、力を加えずに楽に上げ下げできる。
ソフトパイン
(そふとぱいん)
ソフトパインとは、マツ科マツ属の植物の一種で、ストローブマツやヒメコマツ、チョウセンゴヨウなどを指す。 ハードパインと比べて柔らかく、建築用の造作材やオルガンのパイプなどの楽器材として使われる。ストローブマツはアメリカやカナダに分布しており、日本では主に北海道に植林されている。小さめの個体はクリスマスツリーとして使われることが多い。葉にはレモンと比べて5倍ほどのビタミンCをもっており、毒性がなく食用にできる。ゴヨウマツは庭木や盆栽として人気である。
ソフト巾木
(そふとはばき)
ソフト巾木とは、塩化ビニル樹脂で作られた、見切り材や壁面を守るために施す細長い横板を指す。 巾木には、木材や石材、タイルや金属を貼るものなど、多様な種類がある。中でもソフト巾木は、接着剤等で容易に施工可能であるとともに安価なため、あまり見た目にこだわらない箇所の内装でよく用いられる。柔らかく薄いため、屈曲した壁面であってもそれに沿って曲げていくだけで施工できる。入隅に対して出隅では、完全に壁面に密着させることが難しく、切ってつなぐ手法がよくとられる。
ソフトメイプル
(そふとめいぷる)
ソフトメイプルとは、アメリカ東部やカナダに分布しているカエデ科の広葉樹を指す。主にレッドメイプル、シルバーメイプルなど木質の似た木材を総称してソフトメイプル(類)と呼んでいる。肌目はきめ細かで、材質が柔らかいことが特徴である。とても加工がしやすく、美しい仕上がりになり、乾燥後も安定しているため、建築用造作材として、幅広く使用されている。家具や楽器などにも使われることが多い。
損害賠償
(そんがいばいしょう)
損害賠償とは、加害者側が損害を受けた被害者側に対して行う補填を指す。損害賠償の権利では、相手が契約通りに義務を果たさなかった債務不履行といった契約違反や、故意や過失にもとづく不法行為などによる損害が賠償の対象となる。損害賠償は原則、金銭で支払われるが、工事請負契約で物件引き渡し後の瑕疵や不備については損害賠償に加えて補修を求める権利も認められている。また契約時に違約金や損害賠償の予定額を決めておくことも多く、不動産売買においては売主が宅地建物取引業者で買い主が個人の場合に、契約で定める違約金と損害賠償金の総額については購入代金の2割を超えてはならないことを宅地建物取引業法第38条では定めている。
損害保険
(そんがいほけん)
損害保険とは、一定の偶然な事故により生じる損害に備えるための保険を指す。事故などで契約者に損害が生じると、その損害の額に応じた保険金が支払われる。保険業法では保険を3種類に分類しており損害保険のほかには生命保険と第三分野の保険(医療保険、がん保険、介護保険等)がある。保険金は相互扶助により契約者一人ひとりが支払う月々の保険料で補填される。一般に事故の発生確率が高い契約者は支払う保険が高く設定されている。住まいに関する保険には住宅総合保険、住宅火災保険、地震保険などがあり、ほかには自動車保険、海外旅行傷害保険、所得補償保険、ゴルファー保険などがある。地震保険などの支払保険料は税金の控除対象になる場合がある。
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