境界杭とは、隣接する土地や
道路との境界を示すために打ち込まれた杭を指す。杭が示す境界点と境界点を結んだ線で囲まれた範囲が、その所有者の所有する土地の範囲とされる。境界杭は、
隣地の承諾を得ずに勝手に設置することはできない。設置する場合は、土地家屋調査士や測量士が測量を行い、測量図に基づき
隣地との立ち合い・承諾を経て設置することとなる。境界杭には一般的な
コンクリート杭の他に、金属製杭、石杭、プラスチック杭、木杭などさまざまな種類がある。また、杭以外にも金属製の鋲やプレートも境界杭として使われることがある。