「す」から始まる用語一覧
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スプリンクラー(すぷりんくらー)
スプリンクラーとは、通常は建物の天井や屋根下の部分にスプリンクラーヘッドと呼ばれるものを設置する消火設備のことを指す。消防法により床面積や階層、不特定多数の人の出入りなどで設置義務が生ずるが、一般の戸建住宅には義務づけられていない。普段目にするのはスプリンクラーヘッドだが、その他にも送水口、弁類、配管、消火ポンプ、起動用圧力ポンプ、水源、非常電源などから構成されている。水の出口が常に閉じられている閉鎖型と、常に開いている開放型があり、閉鎖型はスプリンクラーヘッドが炎や熱を感知することで散水する。一方の開放型は、手動で一斉に開放するか火災感知器などと連動して作動する。消火設備以外に、芝生などへの散水や新幹線への雪の付着を防止するための散水システムも、スプリンクラーと呼ばれている。
スプリングマットレス(すぷりんぐまっとれす)
スプリングマットレスとは、バネが内部に仕込まれ、身体をしっかり支えてくれるマットレスを指す。
マットレスの中で多数のバネがつなぎ合わされており、身体を支えてくれるので、身体への負荷が軽減されるのが特徴である。また、バネの間に空間があるため通気性が良く、寝ている間に出る汗や水分が乾きやすいというメリットがある。ボンネルコイルマットレス、ポケットコイルマットレスや高密度連続スプリングマットレスなど種類は豊富で、価格帯も幅が広い。
スプルース(すぷるーす)
スプルースとは、輸入木材の1つで、北米やロシア産のマツ科の針葉樹を指す。
代表的なのは、アラスカ州南部からカリフォルニア州北西部の太平洋岸に分布する「シトカスプルース」で、「米唐檜(ベイトウヒ)」とも言う。内装、造作材、建具などに用いられる。ロシアのシベリア、中国東北部、サハリン、千島列島にかけて分布する北洋蝦夷松もスプルースと呼ばれる。北欧産のホワイトウッドと同属で、根太・垂木・間柱などの下地材、集成材のラミナなどに用いられる。
北米産、ロシア産ともに、音響的な性質に優れているため、良質な材はピアノなどの楽器の響板にも使われる。
スプロール現象(すぷろーるげんしょう)
スプロール現象とは、都市の郊外に家や工場が、全体の計画性も無く、自然を壊して乱雑に広がる現象を指す。
大都市に人口が集中すると、その発展の速度からライフラインの拡充や周辺の道路との接続が考慮されないままに開発が行われ、それに伴い宅地や商業施設等が整備されることになる。結果として、農地や自然環境の破壊、計画的な開発ではないことによる災害に対する脆弱化、交通渋滞の頻発などが発生し、著しく都市機能が低下する。
スペアキー(すぺあきー)
スペアキーとは、予備の鍵を指す。万一の場合の予備として備えておくものであり、複製した鍵を指す合鍵とは同じものではない。スペアキーは、手持ちの鍵を紛失した場合に合鍵を作る際に使うため、マスターキー(オリジナルの鍵)をスペアキーとして保管しておくと、精度の高い合鍵を作ることができる。
スポークチェア(すぽーくちぇあ)
スポークチェアとは、家具デザイナーの豊口克平によってデザインされた低座の椅子を指す。
スポークとは車輪の中心から放射状に伸びる細い棒のことで、背もたれの形状がスポークを模していることからスポークチェアと呼ばれる。あぐらをかいて座れる楕円形の大きな座面と短い脚が特徴で、腰や足への負担が少なく安定感に優れている。高さ34cmの低い座面は、和室に置いても違和感がないよう配慮されたものであり、畳に傷が付きにくいよう脚先は丸く設計されている。日本の生活スタイルに合った和モダンなインテリアとして、1963年の発売以降ロングセラーを続けている。
スポットライト(すぽっとらいと)
スポットライトとは、特定のものに向けて一点のみに集中的に光を当てる照明器具を指す。レンズで光を集め、光をビーム状に投光する方法で作動している。劇場やコンサート会場などのステージ上で、特定の演者に向けて当てる際に使われることが多いが、一般家庭でも利用されており、部屋の天井や壁に小型のスポットライトを取り付けて、趣味の絵画や置物などを照らすなど、好みのおしゃれな空間を演出できる。光の方向を変えて部屋の空間にアクセントをつけるなど、間接照明としても広く利用されている。
スマートウェルネス住宅(すまーとうぇるねすじゅうたく)
スマートウェルネス住宅とは、スマート住宅とウェルネス住宅の2つの機能を持ちあわせた住宅を指す。スマート住宅は、太陽光発電などによってエネルギーをつくり創エネと省エネによるエネルギー効率を高めた住宅であり、ウェルネス住宅は、断熱性を高くしてバリアフリー化することで、安全で健康に暮らすことを目指す住宅のことをいう。
国土交通省のスマートウェルネス住宅等推進事業に於いては、スマートウェルネス住宅とは、高齢者や障害者のほか、子育て世帯等の多様な世帯が安心して健康に暮らせる住環境と位置づけている。それを叶えるため、サービス付きの高齢者向け住宅の整備、高齢者生活支援施設や子育て支援施設等の福祉施設整備、高齢者等の居住の安定確保や健康の維持・増進に資する先導的な取り組みの推進などが行われている。
スマートグリッド(すまーとぐりっど)
スマートグリッドとは、電力の流れを供給側と需要側から制御し、最小のコストに最適化する送電網のことである。
具体的な仕組みとしては、家庭や職場などで既存の電力計の代わりに通信機能を備えた「スマートメーター」を設置すると、スマートメーターは消費電力の情報を電力会社にリアルタイムで転送し、電力会社はその情報をもとに効率的な送電を行う、という流れである。
スマートグリッドにより、精度の高い電力消費量予測が可能になるため、計画的な送電で無駄を省くことができる。また、太陽発電や風力発電など再生可能エネルギーの導入もしやすく、CO2削減にも有効である。一方で、高度な通信システムを利用するため、強固なセキュリティ対策が課題である。
スマートシティ(すまーとしてぃ)
スマートシティとは、街全体と家や自動車のような生活インフラ及び電気、水道などの基礎インフラがインターネットでつながれた都市、および都市構想を指す。
行政や企業が収集したデータがAIなどの最先端技術を使って分析され、人間の暮らしの質を飛躍的に向上させ、環境に最大限の配慮をしながらも継続的な経済発展を目的としている。スマートシティにおいて必須となる技術がIoTである。IoTはモノのインターネット化で、自動車による移動や運搬をスムーズに行うモビリティの自動運転やスマートハウス、スマート家電など人々の暮らしをインターネット接続するのに必要な技術となる。
スマート電球(すまーとでんきゅう)
スマート電球とは、スマートフォンやタブレット端末を使って点灯・消灯や調光、色調変更等の操作ができるLED電球を指す。
スマートフォンやタブレット端末とはWi-FiやBluetoothで接続し、再生している映像や音楽に合わせて様々な色に点灯させたり、人感センサーで点灯させるなど、ほかのIoT家電と連動させることも可能である。
なかにはスピーカーを内蔵したスマート電球も存在する。
さらにAIスピーカーと連動させることで、声を使った操作が可能な製品もある。
スマート電球の口径は幅広くあるので、手持ちの照明器具に合う口径サイズを選択する必要がある。
スマートハウス(すまーとはうす)
スマートハウスとは、ICT(情報通信技術)を活用して家庭内のエネルギー消費を抑え、光熱費を節約しながら温暖化ガスの排出削減ができる住宅を指す。
構成要素としては、断熱性の高い建物と高効率の給湯・空調システムによる「省エネ」、太陽光発電や燃料電池による「創エネ」、蓄電池による「畜エネ」、家全体の電力使用状況を「見える化」してコントロールするHEMSなどが挙げられる。
もともとは、電力需給の安定化や効率化、災害対応を進めるスマートグリッドから派生した用語で、電力網の末端にある住宅にも自動検針のできるスマートメーターを設置し、需給バランス調節の機能を担えるようにするという発想から来ている。さらに進化すると、ネットゼロエネルギーハウス(ZEH)につながっていく。
スマートメーター(すまーとめーたー)
スマートメーターとは、電力使用量をデジタルで計測する電力メーターを指す。
従来のアナログ式メーターとは異なり、電力使用量のデータをデジタルで管理し、通信機能を使って遠隔地に送る。そのためスマートメーターの導入により、検針業務の自動化が可能になる。スマートメーターは、使用量を30分単位で細かく記録することが可能であり、管理システムを併用することで、電力使用量の見える化を実現する。電気料金メニューの多様化や社会全体の省エネ化への寄与に活かすことができると言われている。
スマートロック(すまーとろっく)
スマートロックとは、鍵の部分に通信可能な機器を設置し、スマートフォンやその他器具によって施錠・開錠を可能にした鍵、またはそのシステムを指す。
ICカードや専用のカードキー、スマホアプリなどで鍵の開け閉めができるほか、遠隔操作での施錠・開錠も可能である。また、オートロック機能を備えているものもある。スマートフォンアプリを使用するスマートロックの場合は、開錠履歴が残ったり、鍵の閉め忘れ確認ができたりと、さまざまな機能を搭載していることが多い。
スマートロックには、後付け型と交換型があり、後付け型は現在あるサムターン部分に被せるだけで使うことができ、交換型は扉に穴を開けて機器を取り付ける。
住まいの相談窓口(すまいのそうだんまどぐち)
住まいの相談窓口とは、住宅に関する相談、消費生活全般、法律関係など、住宅全般の相談を出来るところを指す。
各行政機関に設置され、相談内容に応じて相談窓口が異なる。代表的な相談窓口として、消費生活全般、法律に関する相談、住宅に関する相談、不動産取引、その他、資金計画や税金などが設置されている。相談内容としては、引越し業者とのトラブルや欠陥住宅などの消費生活全般、家賃滞納や土地購入時のトラブルなどの法律に関する相談、物件や業者選びの注意点などの住宅に関する相談、その他、不動産広告の表示内容等、住宅金融支援機構融資、国税についての一般的な相談などがあげられる。相談受付時間や方法などを確認のうえ、各相談窓口に連絡する必要がある。
隅木(すみき)
隅木とは、屋根の構造材の一種を指す。
寄棟屋根や寄せ棟入母屋において、屋根と屋根とが交わる、頂点の勾配部分に使用される。屋根同士が重なり大きな比重がかかるため、強度を高めることが必要となる。そのため、一般的に10.5cm×10.5cm以上の太い木材が使用される。左右の野地板(屋根の地板)がのってくるので、上部は将棋の駒のような五角形となっている。
隅棟(すみむね)
隅棟とは、屋根の部位の1つで、屋根面が接する出隅(山形)が軒先に向かって下に傾斜する稜線部分を指す。「隅降り(すみくだり)」とも言う。
寄棟造り(大棟あり)や方形造り(大棟なし)のように4方向に屋根面が流れるタイプに見られる。屋根面が2面の切妻屋根や1面しかない片流れ屋根などにはない。隅棟は、軒まで一直線に延びているのが普通だが、先端の少し手前で一旦留めて鬼瓦を置き、そこから「稚児棟」と呼ばれる小型の別棟を設ける場合もある。
スムストック(すむすとっく)
スムストックとは、良質なストックとしての住宅の評価を行う認定基準を指す。
スムストックは、大手ハウスメーカー10社が設立した優良ストック住宅推進協議会による認定基準である。主な認定条件は、住宅履歴データベースの保有されている」「50年以上のメンテナンスプログラムが整っている」「新耐震基準レベルの耐震性能がある」の3つである。スムストックは、住宅の長寿命化を目指しており、参加しているハウスメーカーの住宅の評価を行い、良質な住宅の流通を推進している。
スライドレール(すらいどれーる)
スライドレールとは、引き出しやスライド式の天板に取り付けることで出し入れの動作をスムーズにする金属製の部品を指す。
収納するものや量により重くなる可能性のある引き出しには特に有効となる。机や棚、システムキッチンの引き出しなどに設置されている。素材は鉄やアルミ、ステンレスなどがある。屋外で使用する場合はサビに強いステンレス製が適している。ロック機能付きやブレーキ機能付き、プッシュオープン機能付きなど特徴を持った様々なスライドレールがあり用途に合わせて選択できる。
スラットシャッター(すらっとしゃったー)
スラットシャッターとは、シャッター扉部分にスラットと呼ばれる横長い板状の部材を採用しているシャッターを指す。幅60mm前後のスラットが簾状に連結している一般的なシャッターで、ガレージシャッターや倉庫、店舗などのシャッターに使われている。安価で種類が豊富で、目隠し効果が高いのが特徴である。