CP錠認定制度とは、正しくは「優良住宅用開きとびら錠等の型式認定に関する規程」に基づく型式認定制度のことを指す。昭和55年に警察庁が認定し、同年、財団法人全国防犯協会連合会に移管された。高い防犯性能を持つ錠前に対して型式認定する。型式認定された錠前には同連合会が交付する青色系の「
CPマーク」を貼付することが認められ、錠前(正しくは住宅用開きとびら錠)は通称「CP認定錠」と呼ばれている。CPはCrime Preventionの略で、防犯という意味である。認定の有効期限は3年間で、対象は彫り込み錠、面付け錠で、錠前セット単位での認定となり、評価点は基本性能、耐破壊性能、耐
ピッキング性能などである。