景観とは、目の前に見える全ての景色や眺めを指す。
海や山など自然物で形成される自然景観と、人間の文化的な営みによって形成される文化景観(人文景観)に分類できる。自然景観と文化景観が入り混じっている景色も景観とみなされる。
景観を構成する自然物、人工物はいずれも公共性が高いため、景観は市民共有の資産であるとする考え方もある。
景観の形成、保護を目的とした
景観法が2004年に制定され、国は都市や農山漁村の
景観計画の策定や推進に総合的に取り組んでいる。また、地方自治体でも景観を保護するための条例策定などを行っている。