古民家再生リフォーム工事
(こみんかさいせいりふぉーむこうじ)
古民家再生リフォーム工事とは、築年数が経過した古い民家を改修・改装し、再生させる工事を指す。
古民家に明確な定義はないが、築年数が50年以上経過した木造軸組工法の住宅であることが多い。状態が悪い場合は耐震・耐久補強工事を行う。既存住宅の古材や建具などを再利用しながら、現代の設備機器や建具を取り入れていく。
古民家再生リフォーム工事の種類には、柱や梁などの構造部分には手を付けず、水回り設備の入れ替えや床、外壁などの補修を行う一般的なリフォームのほか、壁や床、屋根を外し、建物の傾きや床の沈みを修正する半解体再生リフォーム、建物を一度分解し、柱や梁などの部材を洗浄した後に新しいものへと交換する全解体再生リフォーム、古民家を別の場所に移して再生する移築再生リフォームなどがある。