契約者名義変更
(けいやくしゃめいぎへんこう)
契約者名義変更とは、結んでいる契約の名義を変更することを指す。賃貸借契約や火災保険契約などで名義変更が必要になることがある。
名義とは書類などに所有者・責任者などとして表立って表記される名前のことで、賃貸借契約においての名義人は契約者や入居する人として申請してある人となる。
たとえば、契約者本人は変わらないが婚姻により名前が変わった場合は、名義変更を行うことで居住し続けることができる。
ただし、契約者死亡後に同居家族が継続して居住するケースなどでは、管理会社や物件オーナーの規定により名義変更ではなく退去・再入居(再契約)や承継契約など別の手続が求められることがあるため、名義変更を行う際の詳細は各管理会社に確認すべきである。
一方、契約者そのものが変更となる場合には、契約者名義変更ではなく再契約・新規契約が必要になる。