照度とは、光で照らされている場所の明るさを指す。
どれだけ対象物を「照らしている」かを表す指標であり、国際単位系では
ルクス(lx)または
ルーメン毎m2(lm/m2)と表される。机の上や部屋などの明るさを示すのに利用される。
オフィスや工場など人が作業をする場所では、「『労働安全衛生規則』および『事務所衛生基準規則』第二章:事務室の環境管理(第10条)」で、基準が定められており、精密な作業には300
ルクス以上、普通の作業には150
ルクス以上、粗な作業には70
ルクス以上となっている。
ちなみに、学校の教室は300
ルクス、テレビのスタジオなどは1,000
ルクスほどとなっている。また、曇り空で1万
ルクス、満月の明るさは人工的な明かりが無い場合で0.2
ルクスほどになる。月の明かりより暗いのが星の明かりで、0.00005
ルクスといわれている。