グロースタータ蛍光灯とは、点灯管(グロー)に電圧を加え、空中放電を起こすことで熱が生じ、その熱を使って点灯する
蛍光灯を指す。安価だが、スイッチを入れてから点灯までに少し時間がかかり、チラつきが生じやすい。
蛍光灯には大きく分けて3種類あり、他には点灯管(グロー)不要で即時に点灯する
ラピッドスタート蛍光灯と、電子回路を用いるインバータ
蛍光灯がある。
蛍光灯はそれぞれの専用器具に取り付けられており、他の種類の
蛍光灯を使用することはできない。グロースタータ蛍光灯の型番は直管型の場合は頭にFL、丸型の場合は頭にFCLが付いている。各製造メーカーは徐々にグロースタータ蛍光灯の製造を中止しており、
蛍光灯の世代交代の時期を迎えている。さらに近年は
蛍光灯に代わり、
LED照明の普及も進んでいる。