「き」から始まる用語一覧
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金属瓦(きんぞくかわら)
金属瓦とは、金属板を瓦の形状にした屋根葺き材を指す。「金属成型瓦」とも言う。
プレス加工やロール成型によって、伝統的な和瓦調に見えるように加工されている。重量は、粘土瓦の10分の1程度と軽量で、地震の揺れなどに強い。本瓦葺きや桟瓦吹きと同じ単体の瓦を組み合わせるタイプと、瓦を数枚連続させた長尺タイプがある。素材は、チタン、銅板、亜鉛めっきステンレス、アルミニウムなど多様だが、現在はガルバリウム鋼板が主流になっている。
金属サイディング(きんぞくさいでぃんぐ)
金属サイディングとは、金属板と裏打材で構成された外壁材を指す。
素材としては、アルミニウム合金塗装板、ガルバリウム鋼板、ステンレス鋼板などが主に用いられる。
金属サイディングは、軽量で、塗装仕上げが不要である場合が多いため、仕上がりが均一で施工が容易である。またひび割れなどが起きにくく、耐震性にも優れ、持ちが良いとされる。断熱効果のある裏打材により、断熱性や防音性にも優れている。
金属製建具(きんぞくせいたてぐ)
金属製建具とは、スチール・アルミニウム・ステンレスなど金属製の建具のことを指す。
建具とは建物の空間を仕切るもので、風雨、光、音、熱などを遮断する効果がある。金属製建具は、建物の外側に面している玄関や窓に用いられることが多い。例として、玄関のドアや引き戸、ステンレスシャッターなどの出入り口建具、建物の外周に設置されたアルミサッシの窓や網戸などの窓建具、門の扉やフェンスなどの外構建具がある。
金属製建具工事(きんぞくせいたてぐこうじ)
金属製建具工事とは、窓枠に代表されるような、開閉して空間を仕切る金属製の建具を取り付ける工事のことを指す。
主に、サッシ、ドア、ガラス、網戸などが含まれる。建具の種類によって防犯性能や断熱効果が異なり、住まいの印象も大きく変わる。金属製建具工事は、仕上げ工事の一部であり、内装工事が終わったあとに行われる。取り付けがずれると建物の内外に及ぼす影響が大きくなるため、mm単位という高い精度が求められる工事である。
金属製床材(きんぞくせいゆかざい)
金属製床材とは、アルミなど金属製の床材を指す。
金属製床材の一例として、放熱部に熱伝導率の良いアルミニウム等の床パネルを使用した床暖房がある。また、オフィスフロアにも金属製床材が使用されることがある。オフィスフロアは配線を隠すため、配線の上下に床がある二重構造になっている。下の床の上に支柱を取り付け、その上にパネルを乗せるタイプのオフィスフロアでは、重さに耐えられる金属製パネルが多用されている。
金属屋根(きんぞくやね)
金属屋根とは、金属製の板を使用して作られた屋根を指す。
使用される金属は、鋼、アルミ、ステンレスなどさまざまで、金属の配合率やメッキ方法によって細かく種類が分かれている。その中でも、近年、主に使用されているのは、ガルバリウム鋼板の屋根材である。金属屋根は軽いため、耐震性に優れつつも、比較的安価に屋根を作ることができる点が特徴である。また、燃えにくく防水性に優れるため、低勾配でも設置でき、加工しやすい。
近隣商業地域(きんりんしょうぎょうちいき)
近隣商業地域とは、都市計画法における用途地域のうち、近隣の住宅地の住民に対する日用品の供給を行うことを主たる内容とする商業その他の業務の利便を増進するため定められた地域を指す。
建ぺい率は60・80%、容積率は100・150・200・300・400・500%の制限。床面積の合計が10,000m2を超える店舗や飲食店を建てることができる。パチンコ屋や映画館なども建てられるが、キャバレー・個室付浴場などは許可されない。
近隣地域(きんりんちいき)
近隣地域とは、主に不動産鑑定評価において使用される用語であり、対象となる不動産が属し、特定の用途で使われることを中心とした地域のことを指す。具体的には、用途性に同一性がある、都市、農村などの大きな単位より小さい単位である、対象地を含み、対象地の価格や価格形成要因が、直接に比較できる地域である、となっている。
蟻害(ぎがい)
蟻害とは、シロアリが木材などを食い荒らして起こる建物被害を指す。食害によって柱や床材がスカスカになり、建物がゆがんだり傾いたりする。シロアリは白色や茶褐色をした雑食性の昆虫で、木や植物だけでなく、プラスチックまたはゴムなどの人工合成物や、レンガやコンクリート、金属板といった硬い物質にまで加害が及ぶ。姿形が蟻に似ていることからシロアリと名付けられたが蟻特有の胴体のくびれがなく、実際の分類はゴキブリの仲間に近い。生殖の時期には羽を持ち、羽アリとなって戸外へと移動する。国内で建築物を食害するシロアリは、日本全土に広く分布するヤマトシロアリ、西日本の温暖な海岸線沿いに生息するイエシロアリ、都市部で見られるアメリカカンザイシロアリ、奄美大島より南に生息するダイコクシロアリなど主に4種類である。急速に繁殖し旺盛な食欲で加害するため完全駆除しづらく、建築物を破壊することから経済的被害も大きい。
逆勝手(ぎゃくがって)
逆勝手とは、茶道や華道においてしつらえや物の配置、動作が、通常と逆になる状態を指す。日本建築の床の間に向かって右側に本床、左側に床脇棚があるものは逆勝手となる。日常生活においては、通常とは反対向きに使用するように作られたものを逆勝手と呼ぶことがある。住宅においては、車椅子の出入りのために玄関ドアを逆勝手にする場合もある。また、タオルホルダーやトイレットペーパーホルダーなどの身近なものから、丸ノコなどの大工道具にも逆勝手仕様のものが作られている。
逆転プラン(ぎゃくてんぷらん)
逆転プランとは、1階・2階が居室になっている一戸建て住宅で、これまでとは逆に2階にLDKなどの共有部分を配置するプランのことを指す。
従来の一戸建て住宅は、1階に家族が集まるリビングや共有スペース、2階に寝室や子ども部屋などのプライベートスペースを配置することが一般的であったが、都市部などの住宅密集地では、採光や通風の確保などから採用されるケースが多い。2階にリビングがあることで、空間に開放感が生まれたり、天井高を利用したロフトなどを造ることもできる。
逆梁アウトフレーム工法(ぎゃくばりあうとふれーむこうほう)
逆梁アウトフレーム工法とは、逆梁工法とアウトフレーム工法を合わせた工法を指す。
主にマンションに用いられる工法で、柱の間に渡す横木である梁を床板の下側、つまり下の階の天井部に突出させる。下の階の天井部に梁が突出している状態になるため、天井部に梁が出っ張らないよう梁をスラブの上側、つまり上の階の床部分に突出させる。それが逆梁工法である。アウトフレーム工法とは、柱や梁を住居部分の外側に突出させる工法である。逆梁工法とアウトフレーム工法を合わせることで、居住スペースを広く確保でき、採光を十分取ることが期待できる。
逆梁工法(ぎゃくばりこうほう)
逆梁工法とは、マンションなどを建てる際に天井部に梁を出すのではなく、床部分から梁が出た状態になる工法を指す。
鉄筋コンクリートの建物は、ラーメン構造という柱や梁で構成された構造でつくられることが多い。通常は床板の下側に梁が出っ張るような構造となっている。上階の床板の下側は下階の天井部分に値するため、天井に梁が出っ張っているのが見える。逆梁工法は床板の下側ではなく、上側に梁を出す工法となる。床板の上側に梁を出す主なメリットは、梁が天井部からなくなることによって窓を上方向に広くとれ、自然光がより多く取り入れられる。また天井に梁がなくフラットになることで開放感が得られる。
逆マスターキーシステム(ぎゃくますたーきーしすてむ)
逆マスターキーシステムとは、各部屋の鍵は別々だが、共用玄関や共用の勝手口などを各部屋の鍵で解錠できるキーシステムのことを指す。マンションやアパート、寮、社宅などに採用されているキーシステムである。住民など限られた人物のみ出入りが許されるため、住民以外の侵入防止に効果的である。また、利用者は鍵を複数所持する必要がない。
ギャンブレル屋根(ぎゃんぶれるやね)
ギャンブレル屋根とは、18世紀にヨーロッパからアメリカに伝承された二面切妻二段勾配屋根を指す。
ギャンブレル屋根は、勾配が途中から急になっているので、水はけがよく雪が積もりにくい。また、住宅の屋根裏のスペースが広くなるため、空間を有効活用できる。
形状が将棋の駒に似ていることから、駒形切妻屋根と訳されることもある。なお、ギャンブレル屋根は、寄棟屋根が途中から4方向全てで急勾配になっているマンサード屋根と混合されることがあるが別物である。
銀行印(ぎんこういん)
銀行印とは、銀行や信用金庫など、金融機関に対して届出を行い、正式に登録された印鑑を指す。主に預金口座を開設したり、窓口で預金を引き出したりする際、本人確認のために使用する。ゴム印は印面が劣化しやすいので、ほとんどの銀行で、銀行印として使うことはできない。店舗で広く販売されている印鑑は、多数の人が同じ印鑑を持つことになり、セキュリティの問題から銀行印には不向きとされている。