ガラスブロック
(がらすぶろっく)
ガラスブロックとは、空洞のブロック状に加工した建築用ガラスを指す。
暗くなりがちな玄関ドアの横や廊下、階段などの壁や天井に使われることが多い。ガラスブロックの内部はほぼ真空に近い状態に減圧されているため、遮音性や断熱性に優れ、表面結露が生じにくい。また、ダイレクトに光を取り入れる窓ガラスと異なり、やわらかい光を均一に室内に採り入れることができる。ガラスブロックには、透光透視、透光半透視、不透光不透視などの種類があり、光の直進・拡散・減少をコントロールできる。例えば、視線を遮るブロックを使用すれば、光を透過しつつプライバシーを守ることができる。カラーバリエーションも豊富で、照明と組み合わせるなど、個性的なデザイン表現も楽しめる。

