勾配屋根とは、傾斜のある
屋根のことを指す。
切妻屋根、
片流れ屋根、
方形屋根、
寄棟屋根などさまざまなタイプがある。
屋根の勾配(傾斜)の度合いを表す言い方は一般的には
寸勾配で表示され、
屋根の底辺を10として縦の高さを
寸で表現する。例えば5
寸勾配とは、底辺を10とした時に、縦の高さが5の勾配を表す。金属や
瓦などが勾配屋根の素材として使われているが、素材により必要な勾配の角度が決められている。
金属屋根であれば1
寸勾配以上確保されればよいが、
瓦屋根の場合には
瓦を重ねることで勾配が緩やかになってしまうため、最低でも4
寸勾配以上確保しなければならない。