街の住みここちランキング2025 自治体ランキング
<岩手県版>

住みここち1位は6年連続で盛岡市。2位は5年連続で滝沢市。3位紫波郡紫波町。

盛岡市は県中部に位置する県庁所在地で、豊かな自然と歴史、利便性を兼ね備えた街で、8因子中4因子で1位を獲得しています。ショッピングモール「MOSSビル」や、「クロステラス盛岡」をはじめとする商業施設が充実しています。唯一の偏差値70台と高い評価を得て、6年連続での1位です。また、3位は紫波町(しわちょう)、4位は矢巾町(やはばちょう)で、トップ5には紫波郡に属する「町」が昨年に引き続き2つランクインしています。2位〜4位の自治体は、いずれも1位の盛岡市に隣接している街です。

  • 「街の住みここちランキング」は、2021年〜2025年の回答を累積して集計しています(一部、2019年、2020年の回答も累積)。
  • 「住みここち(自治体)ランキング」は回答者50名以上の自治体を対象に集計しています。
賃貸未来研究所

7,381名は
どうやって評価した?

岩手県居住の20歳以上の男女、2021年〜2025年合計7,381名を対象に集計。住みここちランキングは、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点 満足:75点 どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値から作成。

  • 偏差値
    とは

    偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。

  • 評点
    とは

    今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である0点とした場合の平均値です。

昨年順位:1位

岩手県 盛岡市

MORIOKA-SHI | 
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偏差値
71.5
評点
64.6

県中部に位置する県庁所在地であり、東北地方でも有数の規模を持つ都市です。市街地には、「ござ九」や「木津屋本店」などの藩政時代の商家や、岩手銀行赤レンガ館などの明治期のモダン建築など、歴史を感じさせるスポットが点在しています。

都会の生活から離れたいけれど、生活が不便になることに不安を感じている方も多いと思います。盛岡市は人口28万人の県庁所在地です。中心市街地に歴史的な建物と川や公園などの自然があり、まちを歩いて楽しめるところや、コーヒー店、わんこそばのほか、書店、ジャズ喫茶などの文化が根付くまちであることが評価され、ニューヨーク・タイムズ紙「2023年に行くべき52カ所」に選ばれました。また、これらに加え、バスや車でふらっと遊びに行ける郊外の豊かな自然もあります。文化的で落ち着いたライフスタイルを楽しみつつ、自然豊かな環境も満喫したい方におすすめです。

居住者コメント
  • 自然が豊かで、温泉も近い。街と自然が美しく調和していて住みやすい。食べ物も美味しい。三大麺があってお客様にご案内出来るのでとても良い。地盤が強く海からも離れているので、津波の心配がない。人が穏やかで人当たりがよく心地よい。岩手山がいつでも見られて、ウォーキングが気持ちよく毎日の習慣になり、健康的な生活が出来て満足。
  • スーパー、コンビニ、ドラッグストアなどの買い物できる店がたくさんあり、郊外にはイオンモールもある。治安が良く、物価も高くない、城下町であり歴史と伝統があり、街並みはそれなりに良く、見所も多い。文教施設、病院なども充実していて、生活に不便は感じない。
  • 県内では、比較的利便性の高い地域であり、坂が少なく、駅やバス停にも近い。徒歩で、スーパー、ドラッグストア、整形外科、フィットネスジム、コンビニ、市役所支所にも行けるので、老後も心配が少ない。
昨年順位:2位

岩手県 滝沢市

TAKIZAWA-SHI | 
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偏差値
66.3
評点
61.7

盛岡市の北西部に位置。ベッドタウンとして栄え、以前は10年以上のあいだ5万人を超える人口日本一の村でしたが、2014年に市制施行。銀河鉄道線の滝沢駅・巣子駅周辺などに住宅地が分散しており盛岡大学や岩手県立大学もあります。

岩手県の県庁所在地である盛岡市に隣接する人口約5万4千人のまちで、農業の基盤となる自然豊かな面と、盛岡市のベッドタウンとして発展してきた都市の面が同居した「田舎と都市の間」といった感じのバランスの取れた住み心地の良い地域です。高齢化率が県内で最も低く、岩手県立大学や盛岡大学といった高等教育機関が集まっている特徴があるため、若い世代も多く住んでいます。近隣市町まで足を伸ばせば温泉やスキー場も多く、レジャースポットへのアクセスが良いのも特徴です。 

居住者コメント
  • スーパーマーケット、薬局、病院等も比較的近くにあり、高速道路のインターチェンジもあり満足しています。
  • 都会ではないけど、そこそこ買い物できるところが近所にあり、公園もある。少し車で走ればショッピングセンターもある。
  • 若い人が増えてきており子育て世代でも住みやすい。都会でもなく田舎すぎるわけでもなく店にはそれほど困らない。
昨年順位:4位

岩手県 紫波郡紫波町

SHIWA-CHO | 
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偏差値
66.1
評点
61.5

県のほぼ中央に位置する人口3万3千人ほどの街。「南部杜氏発祥の地」として知られており、町内には100年以上の歴史を持つ日本酒の酒蔵が4つ存在するなど「酒のまち」としても知られています。近年では、新たな都市と農村の結びつきを目指した「オガールプロジェクト」が推進されています。

まちと自然と農村、歴史と新しさ、心地よさと便利さのほどよい調和が紫波町の魅力です。日々の生活を彩る「オガールエリア」には、飲食店、マルシェ、クリニック、体育施設、ホテル、図書館、町役場などが。潤いある日詰商店街には個性ある店舗があり、それぞれまちで豊かに暮らすための情報や機能が充実しています。都市的な暮らしを楽しみながらも、季節の変化をはっきりと感じられる自然が身近にあるのもこの町の特徴です。JRの3駅があり、盛岡市や花巻市などにアクセスしやすく、通勤・通学も快適。また、紫波運動公園やオガールなどの施設もあり、大人も子どもも体を動かしたくなる環境が整っています。

居住者コメント
  • 金融関係、コンビニ、スーパー、ドラッグストア、警察署、大きい郵便局が徒歩10分程度にある。東北本線、高速、新幹線、本数は少なくて空港にも近い。
  • 衣食住で困ることがない。郵便局、警察、消防署等の公共施設も近く、銀行も3つあり生活に問題なく、自転車で5分ですべて回れる。コンビニも多い。新幹線、高速も近く、ローカルだが空港もある。
  • ベッドタウンとして、北は盛岡、南は花巻、北上など、交通の便利さがある。
順位 昨年 自治体名 偏差値 評点
1位 1位 盛岡市 71.5 64.6
2位 2位 滝沢市 66.3 61.7
3位 4位 紫波郡紫波町 66.1 61.5
4位 3位 紫波郡矢巾町 65.3 61.1
5位 5位 北上市 59.8 58.0
6位 6位 岩手郡雫石町 58.8 57.5
7位 7位 一関市 53.6 54.5
8位 8位 奥州市 53.3 54.4
9位 9位 花巻市 52.9 54.2
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