自治体ランキング１位は、２年連続で新潟県新潟市です。トップ５は、順位の変動はあるものの、顔ぶれは昨年と同じ結果となっています。
「住みたい街が特にない」５３.６％、「今住んでいる街に住み続けたい」１８.２％の合計が７１.８％で、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する結果となっています。
甲信越居住の２０歳以上の男女、２０２３年の７,５３９名を対象に集計。住みたい街ランキングは、入力された自治体名をもとに複数の候補を表示し選択してもらうフリーワード・サジェスト方式の回答から投票数を集計して作成。
越後平野の中央部、信濃川・阿賀野川の河口部に位置する新潟市は、本州日本海側唯一の政令指定都市。国際空港や高速道路など各種交通網が整備されており、東京から新幹線で約2時間（最短89分）とアクセスも良好です。中心部には、大型商業施設が立ち並ぶ一方で、開港５都市としてみなとまちが育んだ歴史的な街並みや芸妓文化が今に伝わっています。海・山・川の美しい自然にも恵まれ、“まちなか”と“いなか”を楽しむことができるまちです。
東京２３区は特別区と呼ばれる各区が独立した自治体です。千代田区、中央区、港区を都心地域、新宿区、文京区、渋谷区、豊島区の4区を副都心地域で、これらの地域を取り囲むように山手線が走っており、鉄道、高速道路、地下鉄などが網の目状に張り巡らされています。東京湾に面した再開発地域もある一方、神社仏閣なども多く残っており、新旧の観光名所が数多くあるエリアです。
神奈川県の県庁所在地である横浜市は、日本屈指の湾岸・商工業都市で、横浜駅周辺を中心に大企業が集まっているほか、商業施設も充実しています。また、横浜みなとみらい２１地区、横浜中華街や山下公園など人気の観光スポットも多く、近代的な雰囲気と歴史的建造物が共存する景観の良さから、ドラマのロケ地などで利用されることも多い街です。
横浜市は、市民の愛着の高さ、基礎自治体として人口が日本一という事実にも表れている通り、住むにも訪れるにも適した魅力ある街です。臨海部を中心とした観光地はもちろん、劇場や音楽ホールなどの文化施設、スポーツ施設も多く点在するうえ、学校ではアーティストを招いた授業を行うなど、幼少期から文化芸術に触れる機会が多く、クリエイティブで豊かな感性を育む環境が整っています。また、交通網も充実しており、東京へのアクセス、湘南や丹沢、鎌倉などレジャー方面でも各所に足を伸ばしやすい立地であることも住みやすい理由の一つです。
| 順位 | 昨年 | 都道府県名 | 自治体名 | 得票率 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 1位 | 新潟県 | 新潟市 | 2.9% |
| 2位 | 2位 | 東京都 | 東京23区 | 2.8% |
| 3位 | 5位 | 神奈川県 | 横浜市 | 1.1% |
| 4位 | 3位 | 長野県 | 松本市 | 1.0% |
| 5位 | 4位 | 長野県 | 長野市 | 0.8% |
| 6位 | 6位 | 新潟県 | 長岡市 | 0.7% |
| 7位 | 7位 | 山梨県 | 甲府市 | 0.4% |
| 8位 | 10位 | 埼玉県 | さいたま市 | 0.4% |
| 12位 | 沖縄県 | 那覇市 | 0.4% | |
| 20位 | 沖縄県 | 沖縄市 | 0.4% | |
| 11位 | - | 福岡県 | 福岡市 | 0.3% |
| 12位 | 15位 | 静岡県 | 静岡市 | 0.3% |
| 13位 | 7位 | 神奈川県 | 鎌倉市 | 0.3% |
| 19位 | 京都府 | 京都市 | 0.3% | |
| 15位 | 15位 | 長野県 | 安曇野市 | 0.3% |
| - | 長野県 | 佐久市 | 0.3% | |
| 17位 | 17位 | 宮城県 | 仙台市 | 0.3% |
| 20位 | 長野県 | 上田市 | 0.3% | |
| 19位 | 10位 | 千葉県 | 浦安市 | 0.2% |
| 12位 | 長野県 | 北佐久郡軽井沢町 | 0.2% | |
| 14位 | 愛知県 | 名古屋市 | 0.2% | |
| 17位 | 東京都 | 武蔵野市 | 0.2% |
新潟市は、新潟県の北部（下越地方）に位置する市で、新潟県の県庁所在地及び最大の都市で、政令指定都市です。古くから「みなとまち」として栄えています。高速道路や上越新幹線で首都圏と直結しています。また、信濃川・阿賀野川、福島潟、鳥屋野潟、ラムサール条約登録湿地である佐潟といった多くの自然に恵まれています。