都道府県ランキング＜全国版＞

日本の首都であり、行政機関や金融機関、研究機関において日本の中枢をなし、交通網も発達した国際的大都市の東京都が今年も1位です。住みたい街（自治体）ランキングでもトップ１０に都心３区の１つである東京都港区（全国７位）、主要行政機関や大企業が集まっている東京都千代田区（全国１０位）がランクインしています。「日本の首都であるイメージの良さやステータス」、「交通の利便性」、「仕事の多さ」、「商業施設や娯楽施設の発展性」などが、人気の要因ではないかと考えられます。

東京に隣接する神奈川県が、昨年からひとつ順位を上げて今年は２位です。住みたい街（自治体）ランキングでも、神奈川県横浜市が全国３位にランクインしています。神奈川県は、箱根や鎌倉といった自然豊かな人気の観光地に加えて、ビジネスや生活利便性に特化した横浜市などがあり、また東京へのアクセスの良さ、東京と比べて物価が安いことなどが、人気の要因ではないかと考えられます。

日本の九州地方に位置し、五大都市圏の１つである福岡市がある福岡県が今年は３位です。住みたい街（自治体）ランキングでは、福岡県の県庁所在地である福岡市が、昨年に引き続き全国１位となっています。福岡県はビジネス拠点でもあり、商業施設が充実している福岡市がある一方、程よく自然もあり、物価水準が低いこと、食事が美味しいことといったイメージの良さなどが人気の要因ではないかと考えられます。

沖縄県は、昨年に引き続き全国第４位です。住みたい街（自治体）ランキングでも、沖縄県の県庁所在地である那覇市が昨年からひとつ順位を上げて２位となっています。沖縄県は県庁所在地である那覇市に限らず、石垣島や宮古島など観光地が多い県です。また、自然の豊さや、のんびりとしたイメージ、温暖な気候、他の都道府県にはない街の雰囲気があることなどが、人気の要因ではないかと考えられます。

北海道は、昨年に引き続き今年も全国５位です。住みたい街（自治体）ランキングでも、北海道札幌市が昨年に引き続き５位となっています。北海道も沖縄同様、日本有数の観光地であり、ジンギスカン、ラーメンなどご当地グルメも多くあります。北海道の自然の豊かさと都会のバランスや、食べ物のおいしさ、 冷涼な気候で暮らせるというイメージなどが、人気の要因ではないかと考えられます。