街の住みここちランキング2021 自治体ランキング<岩手県版>

住みここち1位は、2年連続で盛岡市。2位は滝沢市、3位は紫波郡紫波町。

3つの一級河川が流れる自然豊かな盛岡市は、盛岡城の城下町として栄えた風情を今なお残している一方、多くの商業施設やショッピングモールがあり、市内の移動に便利な路線バスも利用しやすく、今年も1位となっています。また、トップ5内では、盛岡市に隣接する滝沢市・紫波郡紫波町・紫波郡矢巾町が、交通利便性や行政サービス、親しみやすさなど複数の因子で評価が高く、昨年に引き続き上位にランクインする結果となっています。

  • 「街の住みここちランキング2021<岩手県版>」は、岩手県の居住者を対象に、2019年・2020年・2021年の回答者数50名以上の自治体をランキング対象として集計しています。

3,907名は
どうやって評価した?

岩手県居住の20歳以上の男女、2019年・2020年・2021年合計3,907名を対象に集計。住みここちランキングは、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点 満足:75点 どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値から作成。住みたい街ランキングは、入力された自治体名をもとに複数の候補を表示し選択してもらうフリーワード・サジェスト方式の回答から投票数を集計して作成。

賃貸未来研究所
  • 偏差値
    とは

    評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が評点の平均値からどの程度隔たっているかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。

  • 評点
    とは

    今住んでいる街への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である0点とした場合の平均値です。

昨年順位
1位

  盛岡市

MORIOKA-SHI | 
Google map
偏差値
67.1
評点
64.8

県中部に位置する県庁所在地。市街地には、「ござ九」や「木津屋本店」などの藩政時代の商家や、岩手銀行赤レンガ館などの明治期のモダン建築など、歴史を感じさせるスポットが点在しています。

都会の生活から離れたいけれど、 生活が不便になることに不安を感じている方も多いと思います。盛岡市は人口29万人の県庁所在地です。鮭が遡上する美しい川や古い街並み。街なかでも楽しめる朝市や産直に並ぶ新鮮な食材。バスや車でふらっと遊びに行ける郊外の豊かな自然。仕事とプライベートのバランスを重視したい方や、文化的で落ち着いたライフスタイルを楽しみたい方におすすめです。

居住者コメント
  • 歩いてスーパー、薬局、クリニック、市役所、郵便局などに行ける。また、駅が近く、中心地まで一駅なので便利。公園、学校も近いので子育てしやすい。居酒屋も多い。近くの駅が新しくなること、近くの運動公園が大きな商業施設になることが決まっておりとても良い地域だと思う。(女性・25歳・既婚・技術職)
  • 人が優しく温かい。きつ過ぎる言動も少ない。地方都市としては、真面目で穏やか。発展し過ぎず、杜と川の都として自然豊かで過ごしやすい。県民の一体感がある。(女性・63歳・既婚・パート)
昨年順位
3位

  滝沢市

TAKIZAWA-SHI | 
Google map
偏差値
65.2
評点
63.7

盛岡市の北西部に位置。ベッドタウンとして栄え、以前は10年以上のあいだ5万人を超える人口日本一の村でしたが、2014年に市制施行。銀河鉄道線の滝沢駅・巣子駅周辺などに住宅地が分散しており盛岡大学や岩手県立大学もあります。

岩手県の県庁所在地である盛岡市に隣接する人口約5万5千人のまちで、農業の基盤となる自然豊かな面と、盛岡市のベッドタウンとして発展してきた都市の面が同居した「田舎と都市の間」といった感じのバランスの取れた住み心地の良い地域です。高齢化率が県内で最も低く、岩手県立大学や盛岡大学といった高等教育機関が集まっている特徴があるため、若い世代も多く住んでいます。近隣市町まで足を伸ばせば温泉やスキー場も多く、レジャースポットへのアクセスが良いのも特徴です。 

居住者コメント
  • 全国的に見ても、名物料理や綺麗な街並みが紹介される事が多いと感じる。商業都市でありつつも自然豊かなところもあり、バランスが良いと思う。(女性・29歳・既婚・パート)
  • 一軒ごとの土地が広いため、建物同士が離れているので日当たりがよい。冬は除雪作業が早い段階で始まるため、道路の混雑が少ない。(男性・51歳・未婚・製造・現場作業職)
昨年順位
2位

  紫波郡紫波町

SHIWA-CHO | 
Google map
偏差値
63.7
評点
62.7

県のほぼ中央に位置する人口3万3千人ほどの街。町内には4つの酒蔵があり、酒の街としても知られています。近年では、新たな都市と農村の結びつきを目指した「オガールプロジェクト」が推進されており、全国から大きな注目を集めています。

まちと自然と農村、歴史と新しさ、心地よさと便利さのほどよい調和が紫波町の魅力です。日々の生活を彩る「オガールエリア」には、飲食店、マルシェ、クリニック、体育施設、ホテル、図書館、町役場などが。潤いある日詰商店街には個性ある店舗があり、それぞれまちで豊かに暮らすための情報や機能が充実しています。都市的な暮らしを楽しみながらも、季節の変化をはっきりと感じられる自然が身近にあるのもこの町の特徴です。JRの3駅があり、盛岡市や花巻市などにアクセスしやすく、通勤・通学も快適。また、紫波運動公園やオガールなどの施設もあり、大人も子どもも体を動かしたくなる環境が整っています。

居住者コメント
  • 自然豊な田舎町ですが、私の住んでいる地域は町の中心部なので生活するのに便利。近所にはスーパーの他、産直もあるので、新鮮で美味しい野菜や果物が安価で購入出来る。(女性・51歳・既婚・専業主婦)
  • 誰に会っても必ず挨拶はする。お互いに安否の確認など行う。近所同士で色々お裾分けがある。災害が少ない。(男性・66歳・既婚・製造・現場作業職)
順位 昨年 自治体名 偏差値 評点
1位 1位 盛岡市 67.1 64.8
2位 3位 滝沢市 65.2 63.7
3位 2位 紫波郡紫波町 63.7 62.7
4位 4位 紫波郡矢巾町 62.0 61.7
5位 5位 北上市 60.2 60.6
6位 - 岩手郡雫石町 55.0 57.5
7位 - 遠野市 52.1 55.7
8位 7位 花巻市 51.9 55.6
9位 6位 一関市 51.2 55.1
10位 8位 奥州市 49.7 54.2
11位 10位 八幡平市 49.5 54.1
12位 9位 陸前高田市 48.6 53.5
気になる11-12位は?
  • 住み続けたい・誇りがある・愛着があるの順位が「-」と表示されているのは、2020年〜2021年の累計回答数が50名未満だったためランキング集計対象外となっている場合です。また、偏差値50未満の場合も「-」と表示しています。
PAGE TOP