現代人の健康知識
 
第46回「水虫」その日の汚れはその日のうちに!
「水虫」関連症状チェックリスト
水虫は”カビ”の一種が繁殖した状態

水虫は、カビの一種「白癬菌」が足の皮膚にすみ着いた状態です。水虫というと、かゆみを伴う中高年の男性の疾患というイメージがつきものですが、かゆみを引き起こさないタイプも多く、最近では若い女性の間でも増えています。最も多いのは足指の間の皮がむける「指間型」、他にも足指や側面、裏などに直径2〜3ミリ以下の水疱ができる「水泡型」、かかとを中心に角質が厚くなってひび割れを起こす「角化型」、そして、爪の中に菌が繁殖する「爪白癬」などがあります。

スポーツジムや温泉の「菌」生息率は100%! その日のうちに洗い流せば感染しない

水虫は足を不潔にしているために自然発生する訳ではなく、外界の菌に感染することがきっかけで引き起こされます。例えば同居人が水虫の場合、一緒に住む人が菌を保有する率は非感染者の家の約10倍。身近に感染者がいるとそれだけ感染率が高まるということです。それ故に、トイレのスリッパやバスマットのように住人同士が裸足で共用するものには注意が必要といえます。他にも、不特定多数の人が裸足で歩き回るスポーツジムや温泉には、ほぼ100%の割合で白癬菌が生息しているため、十分に警戒する必要があります。

白癬菌は足の角質をエサにして増殖し、角質の奥まで侵入してかゆみや皮むけなどを引き起こします。蒸れた足はそんな菌が増殖するのに恰好の環境ですが、菌は付着後すぐに感染する訳ではなく、24時間以内に洗い流せば防止が可能です。注意が必要なのは革靴やスニーカー、ブーツなどの蒸れやすい靴で長時間歩く機会の多い人。帰宅後はその日のうちに足指の間の汚れを石鹸で丁寧に洗い流すよう心がけることが必要です。また、それ以外の人も、室内ではサンダルに履き替えるなどの工夫をすることが予防には効果的です。

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ひとくちコラム
市販薬イメージ 水虫にかかってしまったら!?

市販薬はクリーム、液体、パウダー、スプレーなど4つのタイプに大別されますが、もっともかぶれにくいのはクリームタイプのものと言われています。しかし、薬をしっかり乾かさずに外出してしまうとかぶれがひどくなるケースもあるので、慌ただしい朝に塗るタイプのものは極力避けるとともに、1日1回夜に塗るタイプを選ぶのがおすすめです。

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